フレーム

CANYONからまたも新車!エアロードディスクが刷新

CANYONと言えば、ULTIMATEを刷新し、先日6.59kgのバイクをリリースしたばかりですが、もう一つの人気フレーム、エアロードも刷新するようです。

ようです、というのは実はまだ発表はされておらず、ドーフィネで選手が使っているのを確認したに留まっている為です。

しかしUCIの機材リストにも登録され直しているので、近いうちに発表があるのは間違いありません!

新車の検討をされている方は、エアロードも今後選択肢にいかがでしょうか?

CANYON – AEROAD Disc

マシューファンデルポエルツウィフトニューキャニオンエアロアド2

キャニオンのエアロードはシクロクロスの絶対的王者マチュー・ファン・デル・プールもレースよく使っているほど、速いバイクです。

ただそのバイクも2014年にリムブレーキモデルを、2016年にディスクブレーキモデルを出してから更新が止まっておりました。

今回の更新で、最近のタイヤのクリアランス28C以上への対応や、ケーブルの内装化といったトレンドを組んだ新しいモデルへと進化しました!

ハンドルの刷新・ケーブルの内装化

2020 Canyon Aeroadハンドルバー

クリテリウム・ドーフィネで撮影されたこの写真では、ステム一体型ハンドルバーの形状も刷新されていそうです。

ステムはより薄くなり、そしてケーブルは完全に内装化されています。

ハンドル形状もよりコンパクトなドロップになり、小柄な方でも使いやすいようになっていますね。

バートップも以前のモノより少し薄くなっているでしょうか?ハンドルのエアロへの寄与は大きいのでハンドルのエアロ化は好ましいですね!

各チューブのマッシブ化

どうも以前のモノと比べると、各チューブがマッシブになっているようです。

キャニオンAeroad CF SLXブラック
従来のエアロード
新エアロード?

トップチューブも少し太くなっており、それ以上に顕著なのが、ダウンチューブですね。

フロントフォークも太くなっているでしょうか。

シートチューブや、シートステー、チェーンステーも太くなっている様子です。

更にシートポストもより扁平がきつくなり、薄くエアロ形状になっていますね。

全体的にかなりマッシブになっているため、重量を推測することは難しいですが、軽くなることは期待できなさそうですね。

まとめ

以前、S-Works関連の記事にも書いたように、Tarmac SL7だけではプロはやはり物足りなく、Vengeも乗り続けていることを考えると、CANYONもこの二本柱を壊すことなく、ULTIMATEとAEROADをキープしていくのでしょう。

多少重くても、それだけの価値があると考えるべきではないでしょうか?

まだ発表はされていませんが、近いうちに発表されることと思います。

そしてCANYONはリーズナブルな価格で有名ですし、ULTIMATE CFRもDura Ace Di2を搭載して82万円だったことから、おそらくおなじくらいの価格で出てくるのではないかと思います。

他社の最新ロードバイクが同様の構成で軒並み120万円以上することを考えると、差額40万円以上は決して小さくなく、選択肢に入ってくるのではないでしょうか?

発表が待ち遠しいです!

情報源

Warren Barguil spotted riding new Canyon Aeroad at 2020 Critérium du Dauphiné

We’ve spotted French national champion Warren Barguil riding what looks to be Canyon’s new Aeroad Disc aero road bike on stage one of the 2020 Critérium du Dauphiné. Though the bike’s existence is perhaps one of the cycling industry’s worst-kept secrets, the German brand nevertheless remains tightlipped about it.