コペンハーゲン、デンマークの首都です。

コペンハーゲンは非常に美しい街並みで、カラフルな建物が凄く魅力的です。こんな美しい街でサイクリングブランド「Fibr」は生まれました。

僕はサイクリングウェアの見た目ももちろんですが、ブランドの背景というものにもとても興味があります。

どういった人が、どんな思いで、どんなところで作っているのか、そうした背景は必ず製品に反映されます。

名指ししてしまうと、僕たちは中国製と聞くだけで、どちらかと言えばいいイメージを持たないのではないでしょうか？

見た目を気にする前に、中国製であるというだけで少しネガティブな印象を持ってしまう。それは僕たちが製品の背景も重視しているからではないでしょうか？

サイクリングウェアにも同じことが言えると僕は思っています。

ただ見た目が良いだけではなく、ただ安いだけでもなく、その背景に共感してこそ、自分にとって価値のあるサイクリングウェアになると思います。

Fibr

Fibr – ファイバーは、ご想像の通り「繊維」を意味するブランドです。

2015年に設立されたまだまだ新しいブランドですが、最高の生地を使用することに重きを置いています。

デザインは最新のものと古き良きクラシックとの掛け合わせです。でも、スカンジナビアのDNAを忘れずに、そのエッセンスが加えられています。

コペンハーゲンというオシャレな街で生み出される、スカンジナビアのデザイン、シンプルだけれども遊び心もあるジャージ、興味が湧いてきませんか？

今回Fibrからジャージを提供いただいたので、100kmライドを行いました！そのレビューをします。

X-Logo Jersey – AIR FORCE BLUE

（あまりにも暑すぎて、汗だくですみません。）

Fibrのジャージは、エアロ寄りのジャージです。ストレッチが効いており、体に沿うデザインです。

袖も少し長めで、最近のトレンドを反映されていますね！

バックポケットの右側にはチャック付きポケットが付いているので、鍵など大事なもを仕舞うのにも安心です。バックポケットの位置や大きさも適切で、大き目のウォレットを入れてもすっぽり収まっています。

背中にも大きくX型にFibrのロゴが配置されており、カラフルなロゴがシンプル過ぎないようにアクセントが加えられているとこも良いですね！

更に背中の生地はメッシュ調なので、通気性が良く夏のライドでも良さそうです。

X-Logo Bib – BLACK

Fibrのビブは生地の切り替えが多く、フロントの大部分は涼しいストレッチ生地になっています。

ストレッチもかなり効いていて、引きつるような感覚は全くありません。まるで履いていないかのような。

裾にはグリップがついていますが、グリップの面積が大きく、かつそのグリップがそれほど締め付けてくることはないので着心地が良いのだと思います！

その生地は太ももの裏にまで配置されているので、汗をかきやすいところも涼しくいられるのは、なかなか普通のビブショーツではない配慮ではないでしょうか？

大概のビブショーツはパッドのあるところもすべて同じ生地で出来ていて、パッドが縫い付けられている生地はサドルと擦れるので耐久性のある生地が使われています。

でも、耐久性はハムストリングスの位置や大腿四頭筋の位置には必要ないので、生地を切り替えるのは本来やるべきことだと思います。

コスト上の問題でほとんどのブランドはしていませんが、Fibrの製品への拘りはコストよりも必要なところに必要な生地を配置することを選んだのでしょう。素晴らしい。

X-Logo Sock – WHITE

サイクリングソックスにもX型にロゴは配置されており、後ろからみるとなかなかチャーミングです。

生地も薄手で、さらっとしています。

なかなか見せることもないかと思いますが、甲の指先には大きくFIBRとロゴがあり、これがめちゃくちゃカッコいいです。

普段履いてもカッコイイくらいのサイクリングソックスです！

土踏まずのある位置の甲の部分の縫い方をちゃんと変えており、土踏まずの部分をサポートするようにできています。

ソックスのデザインのみならず、ソックス自体がペダリングをサポートするような考え方までされているのは素敵ですね。自転車と接する部分にはこだわるべきだと思うので、こうしたサイクリングソックスを選ぶのも重要だと思います！

X-Logo Cycling Cap

サイクリングキャップあまり僕は使ったことがなかったのですが、このFibrのキャップめちゃくちゃカッコよくないですか？

普段の買い物にも使ってしまうくらい気に入ってます！！

ブラックなんですが、ロゴがめちゃくちゃ映える。サイドにもX型にロゴが配置されているんですが、ブラックの文字で書かれていて悪目立ちしないところが最高にカッコいい。

今までサイクリングキャップに挑戦されたことがない方にもとてもオススメです！カッコいいわ～ぼさぼさの頭も隠せますしね！

まとめ

Fibrのジャージは生地にとても高級感があり、またデザインはシンプルですが、他のブランドにはない遊び心と魅力がたっぷり詰まっています。

ただシンプルなジャージなんて何も面白くないです。そのシンプルな中で、何を表現するのか。

Fibrのジャージから感じるコペンハーゲンで生まれた、ということやスカンジナビアのエッセンス、そういった背景も含めて、とても素敵なブランドと思います。

今回はエアフォースブルーという色のジャージを着させて頂きましたが、この青めっちゃ綺麗じゃないですか？光の当たり方で綺麗なグラデーションのように見えていると思います。

サイクリングウェアにもブランドバリューというものがあると思います。

普段着はユニクロでも結婚式の服はちょっと良いスーツだったり、ドレスだったりしませんか？

一張羅、ではないですが、アマチュアサイクリストにとってサイクリングウェアは毎日着るものではなく、どちらかと言えば、良い服を着るシチュエーションに近いと考えています。

だからこそ、〇〇のブランドのサイクリングウェアを着ているということが、心を躍らせ、いつも以上に頑張れたり、楽しめたりすると思っています。

見た目がRaphaでも中国とかのレプリカなんて着たくないじゃないですか？それは機能性も劣るかもしれませんが、それ以上にそんな偽物を着たくないという気持ちが大きくはないでしょうか？

価値のある、本物のサイクリングウェアをFibrは作っています。Fibrを着ることは僕にとっては喜びです。まだまだ日本での知名度は低いので、低いからこそ「今日もオシャレなジャージ着てるね、それどこの？」って言ってもらえるチャンスです！

ぜひFibrのジャージで一緒にライドしましょう！

Fibrを購入する

Fibrは公式サイトから購入できます。英語だけの案内ですが、それほど難しくはないと思います！

金額は日本円でも表示できます。

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