フレーム

スペシャライズドS-Worksの新型ターマックSL7はまだ買うべきではない?

スペシャライズドから新型ターマックSL7と思われるバイクが今期登場するのは、ほぼ間違いないでしょう。

こちらでも書きましたが、もう既に各方面でテストもされており、噂ではRoppongiEXの高岡さんもエヴェレスティングチャレンジの時に使っていたと言われています。

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ターマックSL7がデビューするなら、現在手に入るオールラウンドロードバイクとしては最高なのは間違いないでしょう。

ただそれでもまだ買うべきではないのではないでしょうか!?

SPECIALIZED S-WORKS Tarmac SL7

Twitterにもうドクゥーニッククイックステップが使っている写真が上がっておりました!

リアは完全にVengeのようなルックスですね、フロント周りは前作のtarmacらしさを残しつつ、ステムが専用になり、vengeより細く軽くなっているように見えます。

ハンドルは汎用品を使いつつ、ケーブルを内装しているのが特徴ですね!ハンドルを選ばず内装化できるのはtarmacの応用性を高めていて良いと思います!

シートポストはリークされていたように、上部にDi2のジャンクションが入っているようです。Vengeと同じシステムですね。

カラーはまだこのブラック×シルバーしか発見されていませんが、バリエーションを含んで展開されるはずです。更にサガンモデルやアラフィリップモデルもリリースされる可能性があると思うので、特別カラーにも期待しています!!

新型デュラエースR9200が2021年には発売開始

その最も大きな理由が、新型デュラエースR9200の存在です。

シマノは2021年3月に100周年を迎えます。ティザーサイトも用意し、気合が入っているのが分かります。

https://www.shimano.com/jp/100th/

今期のツールドフランスまたはこの100周年のタイミングで新型デュラエースR9200を発表してくるのも間違いないです!

新型デュラエースR9200の予想される仕様に関して詳しく上の記事で書きましたが、特に12速化によるホイールの刷新がポイントです。

シマノが12速にするときにはマイクロスプラインという仕様に変更されると見ています。現行のマウンテンバイク用コンポーネントXTRに採用されている使用です。

どう変わるのかというと、現行のモノに比べて径が細くなり、最小のギアが10Tになります!

メリットは大きいので、ワクワクするんですが、一方でデメリットは従来のホイールが使えなくなることです!

つまり、2020年にスペシャライズドS-WorksターマックSL7の完成車を買ってしまうと、現行のデュラエースR9150(ディスクブレーキモデル)が付いてきます。ホイールの仕様は恐らくROVALの最新モデルだと思いますが、マイクロスプライン非対応の11速用のホイールです。

折角最強のフレームを手に入れるのに、コンポーネントが翌年には型落ちって、ちょっと悔しくないですか?!

スペシャライズドS-WorksターマックSL7は2022年モデルがオススメ

となると、2021年の9月頃に販売となるはずの、2022年モデルのターマックSL7を新型デュラエースR9200(ディスクブレーキモデルはR9250?)の付いた完成車で買うのが一番オススメとなります。

もしバラ完で組むとしたら、フレーム60万円+コンポ40万円+サドル3万円+ハンドル+3万円+ホイール30万円+パワーメーター20万円=約160万円のところ、おそらく完成車は120万円後半で販売されるので、40万円もお得になります!

120万円はほとんどの人にとって決してポンと出せる金額ではないと思います。これだけのお金を払うのであれば、やはり最新コンポを載せたロードバイクに乗りたくないですか?

2020年のバイクを買うべきではない…みたいな記事書くと、スペシャライズドの中の人に怒られそうですが、最近ロードバイク業界、全部とっかえさせて儲けようみたいなのを感じるので、ちょっと反発してみました。

まとめ

今乗っているピナレロF8はセカンド用に買ったはずが、Vengeが真っ二つになるという事故を経て、メインバイクになっています。まだピナレロに乗り始めて半年くらいですが、一年ちょっと後なら、ターマックSL7買ってもいいな~と思ってます。

次のロードバイクを何にするのか考えるのは楽しいですね。

ターマックSL7の情報も解禁されるのを待ちましょう!でも買うのは2021年がオススメですよ!