5月からシマノ製品も値上げ、という事で消耗品の蓄えをはじめました。
ディスクローターとかレジンパッドだけやけどね。
油圧のSTIとかの入手困難らしいし、ホント困ったもんですね。
シマノ製品の値上げもさることながら、最近の自転車高く無いですか?
今日はBikeradarに2009年と2021年のバイクの価格比較が出ていたのでそちらのご紹介です。
この記事の内容
インフレだけの影響じゃない
世界的には景気はそれほど悪くなく、というか実体経済と仮想経済とでも呼べば良いのか、株式を基本としたお金のサイクルは実態と切り離され、マネーゲームとしての投資が盛んで、その結果お金がふえ、インフレ傾向にありますね。
例えば、テスラなんかは時価総額がトヨタに匹敵していますが、販売台数だけでみたら100倍以上の差があります(つまり売り上げや利益も)。
でも、テスラへの期待(今後のEV化という側面をベースに、株価がもっと高騰するだろうという期待の方が強い)によって、これほどの株価になっています。
と、いうように、マネーゲームによって世界はインフレ傾向にあり、自ずと販売価格は高騰していきます。
しかし最近のロードバイクの価格高騰はそれ以上ですね。
スペシャライズドのターマック
スペシャライズドのターマックの価格を比較してみると、
Tarmac Sl7+Dura7900は約90万円でした。
この価格にインフレ率をかけて計算すると約110万円です。インフレすげーな!こんなに給料増えてるかな。
一方で最新のTarmacSL7+Dura9170は、約145万円です。つまり+35万円。
インフレということだけで考えると、2009年時点と2021年時点で同じ価値のもの(最新のロードバイク!という意味では同じ価値かもしれないけど)で比較する必要があります。
例えば、2009年のりんごの価格と2021年のりんごの価格のように。
tarmac Sl7は明らかに進化して、よりくうりき的で、硬く、良いシフト(電動)であり、ディスクブレーキのおかげで雨天でもブレーキでき、標準でパワーメーターが搭載され、タイヤクリアランスも広がり、いろんな用途に使えるようになってます。
ただそこに+35万円が許容できるものなのか、は考える必要があります。
セカンドグレードのTarmac SL7 ExpertはカーボンのグレードがS-worksとは異なり、少し重量があり、かつホイールのハブが少しダウングレードして、パワーメーターはなく、電動変速の油圧ブレーキというアッセンブリですが、約60万円で購入できます!
普通にお得じゃね…?
しかも間違いなく2009年のtarmac sl2よりも早いし安い。ということは、これを買うのが一番幸せ?
まとめ
自転車高くなってます。そして2022年はさらに値上がりすると言われてます。
これまでフラグシップモデルを追いかけてきましたが、支払の対価として正当に評価するならば、セカンドグレードで十分と思うようになってきました。
しかもセカンドグレードで速かったら、かっこよくないですか?
自転車はエンジン!SST頑張ろ
引用元
https://www.bikeradar.com/features/why-are-bikes-so-expensive/