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10万円でロードバイクをアップグレードする

給付金10万円そろそろ入金される頃ではないでしょうか。

加えて夏のボーナス、今年は少ないかもしれませんが、3月4月と走れなかった鬱憤を晴らし、夏に向けてモチベーションを上げる為にアップグレードに投じませんか?

特にこの給付金10万円は、日本経済を回すためにも国内で速やかに消費することが望まれます。使えば日本経済に活気が生まれ、早くに経済も回復し、最終的には自分の懐に入ってくるお金も増えるはずです。

僕が買ったものも含めていくつかリストアップします!

1.ホイール

もし今キャリパーブレーキを使われていて、アルミリムのホイールを使われている方ならば、カーボンホイールへのアップグレードはいかがですか?

アルミリムホイールはアルミであるが故に重さがあり、軽量化する為にはローハイトにせざるを得ません。一方でエアロダイナミクス、特に近年よく語られているヨー角(進行方向に対して斜め方向からの風を受けた時の角度)に対するエアロ効果はやはりリムハイトのあるカーボンホイールに軍配があがります。

またリムハイトが高くなることで、相対的にスポークが短くなるので、スポークのたわみ量も減り、シャキっとした、いわゆる剛性のあるホイールに仕上がりやすくもなります。

最近ではwiggleなどから比較的安いカーボンホイール「Prime」も出ており、10万円でお釣りがくるくらい価格も下がりました。

もし今ディスクブレーキを使われていて、初期ホイールを使われている方にもカーボンホイールはオススメです。

僕も少し前までPrimeのPR-50 SEというモデルを使っていました。Roval CLX-64やCampagnolo BORA Ultra 50なども使ってきましたが、遜色のない出来の良いホイールだと感じました。確かに重量は少しあるのでハイエンドホイールと比べると登りは少し重く感じましたが、いくつかの検証動画で挙げられているように重さはさほどタイムに影響しないことも知られています。

PR-50 SEは今もう取り扱いありませんが、それよりも良くなったPrime RR-38 V3が58000円くらいで買えるようです!

58960円

実は僕もこの給付金を使ってホイールを新調しました!DURA-ACE WH-R9170 C40です。別記事でハイエンドカーボンホイールの比較もしましたが、これがディスクブレーキ用ホイールの中では良いと思います!

2.ウェア

コロナも随分下火になって、まだまだ予断は許しませんが、ソロライドやマスクを持ち歩いたりするライドができるようになってきました!

となると、欲しくなるのは新しいウェアですね。特にビブタイツはデリケートな部分に接するので、あまり長く使っているものは衛生的にも好ましくありません。定期的に新しいものにするほうが良いとされています。

先日紹介した白ジャージなども今年のトレンドカラーですのでオススメです!

他にもビブショーツは年々進化しており、シャモアや裾のグリップ、バンドなど良くなっているかもしれません。

3.サングランス

サングラスはサイクリストの目を守るのに必須です。飛び石があるかもしれませんし、虫が飛んでくるかもしれません。また日光も目に毒なので、できるだけサングラスはした方が良いです。

もう持っているよ!という方も多いと思いますが、是非この機会に買い替えも一考ではないでしょうか。

サングラスのフレームはプラスチック製です。つまり日光で劣化してしまいます。特に白などのフレームは日光にあたり続けると黄色くなったりします。これはプラスチック製品ではよくある現象です。そうなってくると見栄えが悪くなるだけでなく、破損の危険性も出てきます。

ベランダなどで使われているプラスチック製のクリップって破損しやすいと思いませんか?あれがまさにプラスチックの光劣化です。

更に、レンズも同じように劣化してしまいます。特に飛び石などで傷が入ってしまった場合、コート層が壊れてしまっているので、そこから劣化も起き得ますし、その部分はもしかすると光を吸収できていないかもしれません。

何よりファッションアイテムの一つとして、ウェアに合わせて変えたりできたら、もっとお洒落ですね!

僕のオススメは100%のサングラスです!オークリーも昔使っていましたが、Prizmレンズよりも100%の方が明るく見えやすかったので、100%を一度使って以来ずっと100%です。

海外通販で安いところないか探したらwheelrightで国内定価の半額くらいで買えました!この機会に是非!

13,999円
14,999円
14,999円

4.スマートトレーナー

Zwiftが世界中で大人気なのはご存知かと思いますが、まだ始められていない方も多いのではないでしょうか。

世界中がコロナによって外出自粛していた時期、通常の二倍以上のサイクリストがZwiftを楽しんでいました。Zwiftにはメニューもあり、単発メニューだけでなく、一か月にわたって行うような本格的なメニューまであります。

休日の練習だけでなく、平日も乗ることが強く、速くなる秘訣ですが、まさにZwiftはそれにピッタリです!僕も今日も1時間ほど乗りました!

あとこの先真夏になると、外に出るのが危険な季節になります。あまりにも暑い日は熱中症などのリスクがあるので冷房をきかせた部屋でローラーするほうが良いです!

スマートトレーナーの人気第一はTacx Neo Smart2です。モーターで制御する付加機構は、他のスマートトレーナーに比べて騒音が小さく、マンションやアパートなどの集合住宅でも安心して使えます!

5.ヘルメット

ヘルメットにも寿命があり、2,3年に一度は買い替えた方が良いとされています。たとえ落としたりしなくても、日光などで劣化し、内部が脆くなっている可能性があります。

頭部を守るために被っているはずが、その役割を果たしていないとしたら、万が一落車等で頭をぶつけた時に何の効果も得られません。そうならない為にもヘルメットの買い替えもオススメです!

日本人がかぶってもキノコにならず、かつデザインも良く、クオリティも高いのはKASKのProtoneだと思います。実は僕も三つくらいProtoneを持ってます(笑)ちょっと重いんですけどね。

ただ軽いValegroは、持っているんですが、サングラスを刺すところがなかったり、KASKらしくなかったりするので、首が疲れてて頭に重いものを乗せたくない日以外はProtoneを使ってます。

Protoneは安心のWiggleが安かったです!

6.シューズ

各社のハイエンドシューズはビジネスシューズよりも高いです。4万とか5万とか…。ただそれに見合っただけの価値があると思います!

ハイエンドとミドルグレードの大きな違いはソールです。ハイエンドはソールがカーボンでできておりたわむことが少ないので、力が逃げません。一方、ミドルグレードのものは、複合になっているので、剛性が下がります。靴の底がたわんでしまうので、せっかくの力が逃げてしまいます。

ただシューズは履いてみないと合ったモノが見つからないので、是非お店等にいって合うものを探されることをオススメします!

7.インソール

シューズ選びと同じくらい重要なのが、インソールです。シューズを試してもインソールが合わないと感じたことはありませんか?僕はたびたび起こるので、必ずシューズを買う時は自分の好きなインソールを入れて試すようにしています。

シマノのシューズからジロに変えた時にジロのEmpire SLXがとてもよかったのですが、土踏まずのアーチが合わず痺れがでていました。そこでインソールを変えたところ、バッチリの相性に!それ以来ジロを履き続けていますが、インソールは必ず同じものを使うようにしています。

ちなみに僕が使っているソールはこのキューレックス バイクプロのMEDです。

5000円

8.パワーメーター

パワーメーターは残酷な装置です。実力を定量化…数字にしてしまうからです。その点Zwiftも一緒ですね。

ただ僕たちがもし強くなりたいと本気で願うならば、パワーを増やしていくことは決して損ではありません。もちろんパワーだけではダメですが、パワーがないより良いでしょう!

効率よくトレーニングし、パワーを増やしていく為には、闇雲にトレーニングするよりも、パワー(数字)で管理したトレーニングを組むことが大事です。例えば、FTPを増やす一つとしてはSSTといったトレーニングがあります。

こうしたトレーニングの最適化にパワーメーターが重要です。またトレーニングの負荷をTSSという数字で管理できるようになることも大きなメリットです。

どれだけトレーニングで今疲れているのか、練習するべきか、しないべきかそれが分かるようになり、オーバートレーニングなどを防ぐことができます!

パワーメーターもいくつか種類がありますが、僕は4iiiiのパワーメーターを使ってます!ドゥクーニククイックステップやボーラハンスグローエも使っているので、信頼に足るのではないでしょうか。

4iiiiの製品はPBKで安く売っていました!

33,000円
106,000円

9.コンポーネント

10万円でできる範囲といえば、機械式アルテグラを電動アルテグラにグレードアップすることです!

105からだと、アップグレードは出来ず、すべて買い替え…+乗せ換えになるので、20万円くらい必要になるでしょう。

電動コンポの良いところは、ワイヤー伸びのないところです。機械式を使われている方は覚えがあると思いますが、機械式は使っているとどんどんワイヤーが伸びてきて変速が悪くなってしまいます。

アウターに入りにくかったり、ギアが変速しなかったり、非常にストレスがかかりませんか?ワイヤーを少しずつアジャスターで調整しても、いつかは交換が必要になってきます。

そういった調整や不調がないのがDi2などの電動コンポにいいところです。

更に、アウター側への変速はブレーキレバーを大きく動かす必要があります。Di2であればボタン一つなので全く疲れることもありません!最初はそのボタンぽちぽちに慣れないかもしれませんが、慣れると機械式のレバーの動かし加減にちょっとめんどくささを感じると思います。

アップグレードパッケージがMerlinで安く売っていました!

Shimano Ultegra R8050 Di2 Gear Kit
92,550円
Shimano Ultegra R8070 Di2 Disc Brake Gear Kit
115,718円

10.フレーム

10万円では買えませんが、足しにして欲しかったフレームを買うのはいかがでしょうか。まだキャリパーの方はディスクブレーキを手にするのも良いチャンスかと思います!

スペシャライズドはVenge、Shivとディスクブレーキモデルしか作っていません。そのようにキャリパーブレーキはどんどん無くなっていくと思われます。もちろんコンポやホイールはまだまだ供給されると思いますが、そういったパーツの開発もディスクに寄っていくのは明らかではないでしょうか。

ディスクブレーキももちろん万能ではなく、コンポはまだまだ改良の余地もあると思いますが、今の時点でキャリパーブレーキに大きく劣る点もありません。

雨の日でも安心してブレーキングできるディスクブレーキは、アマチュアサイクリストにとって必要なものだと考えています。僕ももう3台ディスクブレーキのロードバイクを乗り継いでいますが、どのバイクも同じフィーリングでブレーキングできるのは魅力でした!

この機会に是非乗り換えも検討されてはいかがでしょうか!