ジャージ

サイクリストが今夏に着るべき白ジャージブランド10選

仲間とのライド、いつも同じジャージではちょっと物足りなくないですか?

サイクリストにとって最も簡単にオシャレができるのがジャージです。

でもどんなジャージがあるのか、どんなジャージを選べば良いのか分からない方に、今夏サイクリストが着るべき白ジャージを紹介します!

サイクリストが着るべき白ジャージの要素は?

兎にも角にも「柄」は重要な要素です。白とは言え、ただ真っ白なだけでは面白くありませんが、迷ったら少し柄の入ったものを選ぶのが良いです。

他には、柄が強すぎる場合には、生地の織りなどで表情を出したものもオススメ。

生地は、シーズン中長く活用できるものならば、耐久性のあるミッドウェイトが良いです。逆に真夏の炎天下で少しでもパフォーマンスを上げたい場合には、ライトウェイトがオススメ。

最近のトレンドとしては、エアロも欠かせません。生地にストライプの入ったものを選ぶのもアリ。

更に忘れてはいけないのがサイズ感。ジャージは伸びるとは言え、あまりにタイトなものを選んでしまうと、バックポケットの位置が高すぎたり、物が取り出しにくかったりします。

逆にルーズなものはエアロ的に残念ですし、見た目もカッコよくありません。

最近のトレンドとしては、袖が長めです。少し前にスイマーがこぞって着用した水着のように、最近のジャージは肌よりもエアロ効果が高い為、袖を長くして面積を増やしているようです。

最後は遊び心。フロントのジップの色や、ロゴ、バックポケットのデザインなど華美な色やデザインが施されているものはNGですが、さりげない主張なら「こなれ感」に繋がります。特にロゴポケットの形状に個性があるものが好印象。

更に襟を高くしたり、袖だけ切り替えの色や生地だったりと、ブランドによって差をつけているところも。こういったところで選ぶことで、周りのサイクリストに差をつけることができます。

サイクリストが着るべき白ジャージブランド10選

1. SEARCH AND STATE

SEARCH AND STATEは日本ではまだ知名度の低いブランドですが、だからこそ選ぶ価値があります。マンハッタン、ニューヨークシティを拠点としており、世界最高のパフォーマンスとライフスタイルを作り出すためのアパレル作りに心血を注いでいます。

この「Bird of Flight」は、クロスに織りの入った生地は肌との接着面積を少なくするため、汗をかいてもペットリ張り付くことがなく、快適に過ごすことができます。

プリントされた鳥の柄も単純な塗りつぶしではなく、ニュアンスを持たせることで、デザインに奥行きが生まれています。これだけクリーンな白×ネイビーのジャージなので、ビブタイツにもネイビーを持ってきたりすると、より洗練されたスタイルになるではないでしょうか。

まだあまり街中では見かけないSEARCH AND STATEをいち早くゲットして、「どこのジャージ?」って言われてみませんか?

2. Cafe du Cycliste

言わずと知れたオシャレジャージ代表の一つ、Cafe du Cyclisteは良い意味で抜け感を持った、リゾート感のあるブランドです。

このYVONNEは3Dの正四面体を描いたような特徴のあるデザインですが、それ以上に、大部分がメッシュでできていることに驚かされます。メッシュにすることで通気性が良く、夏でもこれまでのジャージに比べるとずいぶん涼しく感じられるでしょう。

これほどニュアンスのあるジャージは見たことがなく、これまでのジャージとはワンランク違うデザイン。これまでのつるんとしたジャージに飽きられた方にオススメです。

「他の人と一緒なのは、もう嫌だ」というパイオニア的ファッションリーダーにピッタリです。

3. Vélobici

Vélobiciは2010年、イギリス中部のとても美しい歴史的なマーケット・タウン、Market Bosworthで誕生、創業以来オーナー兼デザイナーのクリス パットナムは、生産拠点を海外に移すことなく、この地方の文化である繊維産業を復活させることを使命に、デザインから生地,縫製までを全てイギリス国内で生産する、“Made in England”にこだわり続けています。

VBのスタイルは、“シンプル&クール”

それは、ひと目でVBと判るほどに独創的でありながら、極限までに無駄を削ぎ落とし、英国の伝統に最高級の素材と技術が融合した最高のサイクルウェア。

それこそがクラシカルで高性能な実に味わい深いVBの魅力の秘密です。

バックポケットがサイドまで大きく取られており、沢山モノを入れることができます。

ただ単純に沢山モノが入るだけでなく、そのポケットの造形が単純にデザインとしても素晴らしいです。

ジャージも随分安く手に入るようになりました。またそれらはそれほど質も悪くありません。でも、それらにストーリーはあるでしょうか。

ブランドのバリューはストーリーにあると僕は信じています。Vélobiciは、決して安いブランドではないですが、だからこそ価値があります。

多くのサイクリストにとって、週末の仲間とのライドがジャージをお披露目する機会でしょう。その時に安い中国製のジャージを着るのか、高いけれどもストーリーのあるVélobiciを選ぶのかで、どんな人なのか表れるのではないでしょうか。

4. La PASSIONE

イタリアに拠点を置き、ファッションだけならず、グラフィックなどからもインスピレーションを得て、サイクルジャージにそのエッセンスを落とし込んでいく素敵なブランドです。

La PASSIONEの特徴の一つに、従来型の店舗を設けたり、マーケティングをしたりといったことにお金を掛けず、その分製品の価格を落とすというところがあります。

ファストファッションではないですが、いくつものジャージを保有し、週末ごとに違ったカラー、デザインのジャージを着ることができるのは魅力ですね。

とはいえ、マテリアルには決して手を抜かず、他の高級ブランドと比べてもそん色のない仕上がりです。

特にこのPSN JERSEY WHITEは、その名前からして分かるようにとてもシンプルです。

袖口のグレーのパイピングや腹部の四つのライン、右肩のブランドネームは面積としてはとても控えめですが、La PASSIONEの良さを十分に伝えていませんか?

何事もシンプルが良い。そんなメッセージを僕は感じます。

特に僕が好きなのは、このジップを上げてしまえば見えないところにあるメッセージ「WORTH THE EFFORT」、訳すなら「努力に価値あり」でしょうか。

こういったメッセージは決して楽なことだけではないライディングやトレーニングの最中に頑張れる一つのきっかけになります。

カッコいいサイクリストは、オシャレなジャージを着るだけでは足りません。

汗をかき努力をした上に、強さがあって、そんな人がオシャレなジャージを着るからこそ美しいのではないでしょうか。

5. ENDLESS

ENDLESSはスペイン、マドリッドで2016にスタートした新鋭のブランドです。

プロダクトはシンプルなものが多く、胸のロゴだけといったデザインが特徴ですが、生地の使い方は他の追随を許しません。

FAST JERSEY OPALは少し青味がかった白で、日本人が綺麗と感じる色味です。

この画像では少しわかりずらいですが、脇の下、袖、背中、横腹すべて使われている生地が異なり、通気性や伸縮性などが綿密に考えられています。

作りもタイトで、名がプロダクトを表すようにFAST、エアロなデザインです。

袖はストライプ上のスリットの入った生地、脇は通気性が良いように大きなメッシュ、横腹も通気性が良いようにメッシュでも脇よりは細かく、背中もディンプルというか、細かな凹凸になって、汗をかいたときにピッタリ張り付いてしまうのを防いでくれるでしょう。

バックポケットのセンターにはさりげないストライプがあしらわれ、シンプルになりすぎないようになっています。

スペインのブランドというのも珍しく、そういった土地で選ぶのも楽しいですね。

6. Blackmore

Blackmoreは2015年にUKでスタートしたブランドです。BlackmoreはUKにある土地の名前から来ており、創業者たちが育ったところのようです。

彼らはそこをホームと呼び、常にデザインのインスピレーションをそこから得ています。とても美しい森が近くにある村のようで、穏やかに自然を感じながらサイクリングするととても気持ち良さそうなところでした。

11,600円

少し変わり種ですが、ボディ下にかけてグラデーションになったデザインは、あまり見かけないのでないでしょうか。同系色のグラデーションなどは見かけますが、これほどコントラストのあるグラデーションはそうありません。

イタリアの生地を使っており、ジップは安心のYKK製です。

袖は凹凸のあるエアロ素材になっており、長めにデザインされており、トレンドもバッチリ抑えられています。

バックポケットの右側にはアヒルのアイコンがプリントされており、とてもチャーミングです。

Blackmoreもまだ日本ではそれほど出回っていないのではないでしょうか。そんなレアなブランドこそ狙い目です!

いち早く新たなブランドに身を包み、すれ違うサイクリストから「どこのジャージだろう?カッコいいな」と思われてみませんか?僕はそういうのが大好きです。

7. ATTAQUER

「とにかく自転車に乗ることが気持ちいい、だから自転車に乗るだけだ」

「自転車に乗っているときは、アルター・エゴ(別人格)となる」

この二つのメッセージはATTAQUERのサイトに書かれています。

僕にとても突き刺さりました。確かに自転車に乗っている時の自分は、普段仕事をしている時の自分でもなく、家でリラックスしている時の自分でもありません。どちらかと言えば、勝負する熱い気持ちでいっぱいです。

17,000円

Race ULTRA+クライマージャージはMサイズで95gしかない軽量ジャージです。しかしもSPF30あり、日焼け対策もバッチリされています。イタリア製の生地を使っており、ATTAQUER自身も最も高機能のジャージであると謳っています。

デザインは非常にシンプルに見えますが、胸の髑髏アイコンや、腕に入る十字のようなプリント、バックポケットのボーダー柄のようなデザインは、単純になりがちな白ジャージをかなり洗練されたものに仕上げています。

少し尖った、攻撃性のある、そんな内面を表現するに相応しいATTAQUERのジャージで、いつもよりアグレシッブなライドを楽しんではいかがでしょうか。

8. pedla

pedraはオーストラリア、メルボルンでスタートしたブランドです。

特に生地に拘りを持っており、イタリアとスイスにある有名な企業と共同開発しています。

更にプリントにも拘りを持っており、最新世代の環境に優しいヨーロッパの昇華プリント技術を使用しています。彼らのデザインを完成させる為には、印刷デザインで非常に繊細なレベルを達成することが重要だからとのことです。

16500円

袖の長さやカットを見直して作られたようで、トレンドをしっかりと抑えています。袖はAirメッシュと呼ばれる非常に通気性のある生地でできており、炎天下でもパフォーマンス下げることなく、ライドできます。

デザインとしては、pedraのアイコンである7つのドットを胸、背中にあしらわれており、加えて袖にもドットのプリントがされています。

ドットの大きさや数が本当に丁度良く、高いデザイン性を感じます。

白いヘルメットに合わせられたpedraのジャージに身を包んだ3名、むちゃくちゃカッコよくないですか?

爽やかな白ジャージがきっと夏の高い青い空にぴったりでしょう。

9. ATTACUS

ATTACUSはサステイナブルな社会を目指す、CSRにも取り組むウェアメーカーです。彼らの製品が購入される度に、彼らは植林する企業に寄付しています。

ウェアも言えばプラスチック製品の一つです。最近、問題に取り上げられている廃棄プラスチックの一つになるかもしれません。もちろん作り出すのにもエネルギーが必要で、それは恐らく石油や木材から来ているでしょう。

私たちがそうした資源を使い続ければ、いつか枯渇します。それが子や孫世代ではないとしても、人類の未来に自然を残せないとなれば、それは飽食を続ける今の世代の責任ではないでしょうか。

持続可能な社会にも目を向けた企業理念に僕はとても惹かれました。

10500円

3年間の調査・開発を経て作られたATTACUSのジャージは「Confort:快適さ」をテーマとしています。袖の形、ジッパーの長さ、細くなった首回りはライドポジションの時に快適になるように設計されています。

胸とバックポケットのセンターにプリントされたATTACUSのエンブレムがとてもカッコいいです。また価格もリーズナブルなので、色違いで買うのもアリですね!

今回は白ジャージを取り上げましたが、他のカラーも、少し変わった色をしています。青はターコイズっぽい緑味がかっており、グレーも少し赤味を感じます。

こういった発色の生地は作るのが難しいので、技術の高さも伺えます。

また履いているビブショーツの色もとてもきれいな発色をしています。これまで黒一辺倒だったビブショーツも青や赤といったものが増えてきました。普段の服でも色んなボトムスを持っていると思うので、これからサイクルウェアももっとファッショナブルになるのではないでしょうか。

10. TENSPEED HERO

最後に紹介するのは、恐らく日本でご存知の方は通な方…というくらい珍しいブランドです。

アメリカのブランドですが、何よりもグラフィックが可愛く、色使いがサイクルジャージらしくないところに特徴があります。

18000円

百聞は一見に如かず、こちらのジャージ、スキーヤーがサイクルジャージに描かれています。一瞬何を言ってるのか分からなくなりますが、サイクルジャージにスキーヤーが描かれています!

白をベースに爽やかなグリーンのストライプが袖、脇腹にプリントされ、胸にはTENSPEED HEROのロゴ、TSHがあります。

雪山、木、スキーヤー。実はこれはHolly Tylerという彼らの友人とのコラボレーションでできたジャージです。彼がこのイラストを描いています。

こうした友人を大事にし、そこでコラボレーションを生むのは本当に素敵なモノづくりだと感じます。

何をプロダクトにするのか、ただ売れそうなデザインを作るだけなのか。売って、お金儲けをしたいだけなのか。そんなブランドに魅力を感じるでしょうか。僕は、物作りの中にも、楽しみを持つべきだと思います。自分たちが良いと思えるプロダクトをこそ売り出すべきではないでしょうか。

こだわればこだわるほど、確実に佇まいを洗練させてくれるのが白ジャージ。目に見える違いは僅かでも、実は奥が深いんです。自分にピッタリな一着を見つけるためにも、幅広いブランドに挑戦してみてはいかがでしょうか。

今回は白ジャージに絞ってブランドをご紹介しましたが、これからビブショーツや他のアウターもどんどん紹介していきます。

また、白ジャージ以外にもおしゃれなブランドやアイテムが知りたい、という方は、Twitter等で直接質問してみてください!