VENGEとTarmac SL7どちらが買いか!みたいな記事でVENGEを推していた僕ですが、結局のところTarmac SL7を購入しました。
なぜ、そんなことになってしまったのか、購入に至ったワケを紹介します。
この記事の内容
VENGEの大破
昨年12月、仲間と200kmのライド中に事故は起きました。
100km地点付近、お昼ご飯を食べた後に、僕は宙を舞い、VENGEは木端微塵になりました。
詳しくはこちら↓
手元に残ったのは、ダウンチューブの割れたVENGEちゃんでした。
クラッシュリプレイスメント
スペシャライズドにはクラッシュリプレイスメントという制度があります。
ざっくり言うと、壊してしまったら安く買える制度です。ありがたい!
Tarmac SL7が発表された時には、まだクラッシュリプレイスメントを使うつもりはありませんでした。
ただその時のメイン号、ピナレロDOGMA F8がちょっと重いのと、僕には合っていなくて、「ああ、やっぱりVENGE…」という思いでいっぱいでした。
ということで、スペシャライズドに行って、クラッシュリプレイスメントでVENGEを購入しようと本気で思ってました。
Tarmac SL7ももちろん頭の片隅にはあったのですが、フレームで欲しい色がその時は見つけられず、うーんと唸っていました。
VENGEのレッドティント52サイズが新宿店に一本だけ残っており、それにしようと思っていた矢先に発表がありました。
Tarmac SL7 Saganモデル
Saganモデルのブラックの方を見た時、直感でエエヤン!と思いました。
さっそく電話して在庫があるか、クラッシュリプレイスメントで購入できるのか確認しましたが、49サイズしかないとのお返事でした。
僕のVENGEは52サイズ、49は小さすぎるのではないか…?
そういった思いをずっと胸に秘めたまま、友人にジオメトリーの相談をしたり、Retulでポジション出しをしてそれが49でも再現できるのかを確認してもらいました。
結果的には49でもポジションは出せるだろうという結論に至り、49のサガンカラーで話は進んでいました。
フレーム新色発売のアナウンス
ただその時、お店側でTarmac SL7の組上がり待ちが多く、僕のバイクは3週間後くらいの組上がり予定でした。
そんな組上がりを待っている時にスペシャライズドから更に新色のフレーム発売のアナウンスがありました。
これは!と思い、さっそくまた電話…しかし、聞いてみるとこのフレームは年明けくらいの入荷になるとのこと。
しかし高いお金を払って49にしぶしぶ乗るのか、52で健やかに乗るのか。
52やろ!!と。
と、年明けになる覚悟を決めたところに、
「月末くらいにグリーンなら52サイズ一本入ってきますけど」とご連絡を頂きました。
グリーン!
あんまり頭になかった色やけど、よく考えたら悪くないやん!
「お願いします!」
こうして、更に3週間後、クラッシュリプレイスメント申し込みから2カ月ほど待って、ようやくTarmac SL7を納車頂くことができました。
スペシャライズド新宿店の方には何度も電話し、無理を言い、大変お世話になりました。
お陰様で今のところ、週末が雨すぎて全く乗れていませんが、満足しております!
ただレビューにも書いたように、Tarmac SL7は中々に特徴のあるフレームです。
決して万人受けするような神器ではないかもしれません。
僕はこの子ともっと強くなって、乗りこなせるようになりたいです。