エアロジャージなんてガチ勢が着てるピチピチのやつでしょ？と思われるかもしれませんが、楽に速く遠くへ行こうと思えば、エアロジャージは欠かせないものです。
自転車に乗っている時の抵抗のほとんどは人間が作り出しているので、その人間の着ているサイクリングウェアもとても重要です。エアロジャージにすることで、風の抵抗が減り、楽に速く遠くへ行くことができるようになります。
でも無地のエアロジャージなどは面白くないですよね？
Blackmoreはそんなエアロジャージにとても可愛いアイコンをプリントしたカッコかわいいジャージをリリースするブランドです！
ご厚意でBlackmoreよりジャージを提供いただいたので、早速相変わらずの200km炎天下ライドを行い、レビューします！
この記事の内容
Blackmore
ブラックモアサイクリングアパレルへようこそ。
Blackmoreは2015年に設立され、私たちが誇りに思うさまざまなアパレルを作ることを目標としています。創業から4年近くが経過し、英国を代表する独立系ブランドの1つであることを誇りに思っています。
始まりは小さなところからでした。今ではエセックスの中心にある私たちの拠点から世界中の隅々までサイクリングウェアを販売しており、高性能の生地を使用したオリジナルのデザインを生産しています。
Blackmoreは私たちが育った場所であり、今でも「家」と呼んでいます。ライドして、トレーニングして、レースして、探検して、ケーキを食べて、お茶を飲みます。
https://www.rideblackmore.com/pages/about-us
Blackmoreは英国のある村の名前です。
なんとも素敵な、長閑な村のようです。こんなところでライドして、ケーキを食べて、お茶をしたらさぞ気持ち良いでしょうね。
こんな素敵なところで育った、アイデンティをもつBlackmoreのプロダクトは、そのエッセンスを含んでいます。
まるで絵葉書のようなカントリーサイドは、日本人の多くが憧れるのではないでしょうか？こんなところでゆっくり過ごしたいです。
気ままにライドして、カフェで休憩し、ライド後に家族と過ごす。理想的な生活ですね。
Blackmoreのジャージ
今回レビューさせて頂いたジャージは、僕が良いなーと思い取り上げていたモノでした。
ただの白いジャージでは面白くない、デザイン性も欲しいという方にピッタリのグラデーションされたジャージです。
バックポケットの右側にはBlackmoreのアイコンであるアヒルがプリントされています。それだけでもう可愛い。
バックポケットの位置もちょうど良く高すぎることもありません。お気に入りの5個入アンパンをポケットにさして走りましたが、落ちる様子もありませんでした。深さも十分です。
一方で肩から袖にかけては溝ありのエアロ袖です。袖口の裏側には薄くグリップがついていて、袖がめくりあがってこないように配慮されています。
胸にはBlackmoreのBの文字が入ります。デザインされたBは単調になりがちな胸のデザインを盛り上げてくれます。
スプリントの姿勢を取っても変に皺がよることもなく、綺麗なシルエットではないでしょうか？またビブの黒とジャージのグラデーションの黒が繋がって見え、シャープなイメージを与えられると思います。
下ハンを握ったエアロポジションでも体に完全に沿ったフィットであるのが分かると思います。横からみてもグラデーションが本当に綺麗ですね。襟口も黒に切り替えられているのもジャージのデザインをピシっと締めていて良いです。
Blackmoreのビブショーツ
200kmのライドを行っても、お尻がうおー耐えられん！といった状態になることもなく、快適にライドできました。パッドが良いのでしょう！
デザインは比較的シンプルで、裾のグリップ部分にBlackmoreを意味するBLKMREの文字と、アイコンのアヒルがプリントされています。
今回はMサイズのビブを使用しました。同じ体系くらいの方であればS・Mどちらも選べると思います。
普段Raphaや他のブランドでSサイズを選ぶ僕ですが、Mでも大きいと感じることはありませんでした。むしろ、初めてＭサイズのビブショーツを履いてみたんですが、太ももの締め付けが幾分和らぐ為、リラックスして走れました！
いつも上下で同じサイズを選ばれてる方で、太もも太めの方は一つ大きいサイズのビブショーツも一度試されても良いかもしれません。僕にとっては良い経験になりました！
Blackmoreのソックス
Blackmoreのプロダクトでお気に入りの一つがこのサイクリングソックスです。
めっちゃ可愛くないですか？
なんの模様と言われると、ちょっと分からないんですが、デザインがホント好きです。履き心地も良く、汗をかいてもサラっとしていました。締め付けもそれほどキツくなく、生地も薄めでダイレクト感が損なわれていません。
実は脚の甲の部分にはまたアヒルが描かれていて、これは走ってる時には靴の中なので見えません。でもアヒルがここにいることを自分は知ってる。なんかそういうの良くないですか？何気ない時にちょこんと現れるアヒル。可愛いなあ。
シリアスにもリラックスにも
エアロワンピースは最速ジャージかもしれません。でもその用途はやはりシリアスライドに限られてくると思います。バックポケットが小さかったり、二個しかなかったりと、利便性に劣る為です。
Blackmoreのジャージはそうした利便性を落とすことなく、そしてデザインで遊ぶことも忘れず、でも楽に速く遠くへ走る為に不快にならない程度にエアロです。
だからこそ、シリアスにもリラックスにも使える汎用性の高いジャージと言えます！このジャージでカフェライドしたって全然良いですし、周回コースで汗だくトレーニングしても良いですし、何にも使えると思います。
まとめ
Blackmoreの森の中に静かに暮らすアヒル。自然と共存するサイクリスト。Blackmoreのもつゆるっとした可愛さとジャージのフィットは比較的レースフィットなところが僕が考えるロードバイクの楽しみ方そのものです。
ロードバイクは速く走るだけじゃない。
仲間と楽しく風景を楽しみながらライドしたり、ソロライドで自分の限界に挑戦したり、もう一人の自分の表現としてオシャレしたり。
そうした楽しみを思い出させてくれたBlackmoreのプロダクトはストーリーとメッセージ性があります。是非一緒にBlackmoreのジャージを着てライドしましょう！
プロダクト一覧
