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【絶対真似しないで】エベレスティングに挑戦したロードバイク

先日、アルベルト・コンタドールがエベレスティングに挑戦し、最速レコードを打ち立てたことを紹介しました。

さすがアルベルト・コンタドールだなぁと思っていたんですが、ついにその記録が破られました。

破ったのはあのロナン・マクラフリンです!…誰やねん

ロナン・マクフラリン

ロナン・マクフラリンはアイルランド人で、実はアイルランド代表としても選出されたことのある元プロサイクリストです。

なるほど、アイツか!となった人は通すぎます。

そんな日本人における知名度ほぼ0%だった彼ですが、エベレスティングに挑戦し、アルベルト・コンタドールももつ7時間27分の記録を20分以上も更新しました!

挑戦した山のセグメント

近年のエベレスティングはコースプロフィールが非常に重要となってきています。

アルベルト・コンタドールも急坂の短い登りを選択し、合計距離を短く、下りを速くすることで時間を節約しました。

ロナン・マクフラリンも同様に、平均14%もある坂で、かつ一直線の道を選びました。

エベレスティング(8848m)を達成するまで62.5回登り、NPパワーは299wです。すごい…。

挑戦に使用したロードバイク

フレーム

挑戦にはスペシャライズドのターマックSL6、リムブレーキモデルが使われました。

サイズは56で比較的大きいですね。それでも登りに特化した軽量フレームです。

ホイール

ホイールはデュラエースのC35で、いたって標準です。チューブラー仕様です。

軽さと空力を考えこのホイールセットにしたそうです。

ハンドル

ハンドルは彼はいつもスペシャライズドのエアロフライIIを使っているそうですが、重さとしてはハンディになると考え、古い3Tのハンドルを引っ張り出してきて、下ハンを切って使いました。

一時ヒルクライムレースでもこういった仕様のバイクが見られましたが、今は禁止されています。なぜならば、強度不足などの危険性が伴うからです。絶対真似しないでください!

しかも彼も言っていますが、下ハンカットでたったの6gしか削減されませんでした。それで命を危険に晒すのはリスク高すぎです。

ディレーラー

フロントはカンパニョーロのインナーリング39Tしか装備されていないので、シングル仕様です。

リアは通常通りディレーラーはついていますが、スプロケットはシマノ105の11-32のうち、25-28-32の部分だけが使われています。

他の部分はシングルスピード用のアルミスペーサーで埋められているようです。そこまでするのか…といった気持ちになりました。

更なるタイムの削減に向けて

今回彼の使用したバイクは既に持っているものでほとんど構成され、新たに購入されたものはありませんでした。

つまり、より軽いフレーム、ホイールやサドル、コンポーネントなどを使用することであと5分はタイプを縮められると考えているようです。

ボトルケージすらつけていないバイクで、更にそこまでしなければこれ以上のタイム更新は望めないんでしょうね…。

エベレスティングのタイムに挑戦するクレイジーなクライマーはやはりクレイジーでした。

僕も過去にZwiftで挑戦した時の記事があるので、もしよかったらそちらも読んでください!

あの時の辛さを最近もう忘れてきたので、今度は外でチャレンジしようかな~とか考え始めてます。ただ時期考えないといけないので、10月とかですかね~