コロナウイルスの再蔓延が始まりつつあり、またグループライドを避ける時が近づいているかもしれません。
グループライドができないとなると、ソロライドをしようとなりますが、ソロライドって難しくないですか?
今回はソロライドを楽しむためのヒントを紹介します!
この記事の内容
ルートの事前準備
グループライドをする時にはルートを任せている人も多いのではないでしょうか?僕もその一人です。
いざソロライドするとなると、どこに走りにいけばいいのか、どこを曲がればいいのか、どこまでいくとどのくらい時間がかかるのか、さっぱりになって近場で済ましてしまうことも。
ソロライドの時には、自分でルートを事前にしっかり作っておくことが大事です!
ルートを作る上でも、全くの新しい道に挑戦するのではなく、グループライドで走ったことのある道を選ぶのがオススメです。
見たことがある、確かここ曲がったな、と知ってる道の方が迷ったりすることがないので最初の内はオススメです。
スペアを沢山持っていきましょう
ソロライドをする時はいつもより多めにタイヤチューブなどのスペアを持っていきましょう!
グループライドであればもし自分の持って行った分を使い切ってしまっても誰かに貸して貰えますが、ソロだとパンクしてしまって使い切ってしまったら終了です。
道に立ってヒッチハイクして帰るしかなくなります。
携帯ポンプ、スペアタイヤ、マルチ工具、タイヤレバーなどは必ずもって行くようにしましょう!
連絡を取る
もし落車などをしてしまった時にそれを大切な人が知るためにも連絡を取ることが必要です。
ライドには必ずスマホをもって行きましょう!
でもライドしながらセルフィをするためには使うべきではありません。めちゃくちゃ危ないので。
何かあった時に家に連絡を入れたり、救急車などを呼ぶのに使えます。
更にスマホのアプリには、自分がどこにいるのか把握したり、その場所を教えたりすることできるものがあります。そうしたアプリを入れるのも良いですね。
スペシャライズドはANGiはヘルメットにつける小さなデバイスで、自分のいる位置データを何かあった時に自動で送る機能があります!
こうした機能をもつデバイスを使うことで、もし何かが起きて、意識を失ってしまったとしても、自分の位置を追跡してくれる人にクラッシュがあったことを知らせてくれるので、サイクリストにとっても安心ですし、あなたを大切にしてくれる人にとっても安心に繋がります。
以前、ワールドツアーチームの監督がソロライドに行ったきり、帰ってこなかったということがありました。彼はソロライド中に落車し、頭を打ち、意識を失ってしまいました。
いつまで経っても帰ってこない夫を心配して、妻がSNSで夫を見かけたら連絡が欲しいと仲間のサイクリストたちに連絡して、倒れているところを発見されました。
こうしたリスクを回避するためにもソロライドの時は何かあったら連絡がいくような手段を持っておきたいです!
補給食を忘れずに
補給食と水分は決して忘れないように!
補給食としては、バナナやエナジーバーが挙げられます。僕はよく5個入のアンパンや3個入りのドーナツも持って行きます。
体内のエネルギーがなくなってしまうと、ひどく疲れを感じるのもそうですが、意識も朦朧としはじめ、普段は犯さないようなミスも起こすようになります。危ないですよね。
お金をサドルバックに仕込ませておいて、補給食や水分が無くなる前に補給するようにしましょう!
こんな時期でなければカフェで休憩するのがオススメです。水分とケーキなどの糖分も取って下さい。また休息をすることも大切です。
自分のペースで走る
一人で走ると、ついついペースが上がりすぎてしまうことがあります。普段グループライドで風よけになってくれる仲間がいるからこそそのスピードで走れている区間も、一人ではすべての風を自分一人で受け止めるため、倍以上疲れます。
ソロライドの時はプロトンの中にいて、ゆっくりな一定のペースで走っている時の気分で走るのがオススメです。
ペースを守るのにサイクルコンピューターを使いましょう!速度だけでは登っていたり、下っていたり、風の影響で変わってしまうので、心拍計やパワーメータを使い、一定の力で走れているかどうかを確認しましょう。
ただソロライドの場合、10分などの保持できる限界パワーに挑戦することが良いと思います!グループライドでそれをやってしまうと、能力に差があればグループが割れてしまうので、遅い人にとっては置いていかれたと少し悲しい思いをさせてしまうかもしれません。
ソロライドであればそうした心配がないので、心置きなく10分間の限界にチャレンジしてみてください。
またグループライドでは遠慮してなかなか止まって写真を撮れないことがあると思いますが、ソロライドではせっかくの機会なので景色の良いところで止まってセルフィや写真を撮るのを楽しんではいかがでしょうか?