ジャージ

サイクリングウェア界で漢字が流行中

海外の人って、漢字好きですよね。僕のドイツ人の同僚も漢字COOL!って感じでした。でも日本人的にはデザインとして漢字ってどうなんでしょうか?

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特にタトゥでの漢字人気はすごいらしく、アメリカでは漢字タトゥ専門店もあるようです。確かに複雑な形状をしており、その一つで意味がある、例えば「幸」ならHAPPYのように、というのはキリスト教の十字架「♰」のように、記号的な見方をされているのかもしれません。

そんな漢字人気がついにサイクリングジャージ界にまで影響を及ぼしはじめました!

BLACK SHEEP

オーストラリアに拠点を構えるBLACK SHEEPのジャージは羊のアイコンの可愛さとレーシーなスタイルのギャップが僕に突き刺さっており、ずっとチェックしてるブランドです!

シンプルなモノが多く、ポストRaphaとしてもいかがでしょうか?とオススメできるブランドです!

特にビブショーツのアイコンめっちゃ可愛くないですか?女性用アパレルも揃っているので、女性にも大変オススメです!めっちゃ可愛い。

もちろん男性にも、こういった色を取り入れやすいのがサイクリングジャージの魅力の一つですし、もっと落ち着いたネイビー等の展開もあります!

下にリンクを貼っておくので、ぜひチェックしてみてください。

Limited Tokyo – 黒い羊

そんなカッコいいジャージをリリースしてくれているBLACK SHEEPなんですが、「黒い羊」になりました。

胸のJは「JAPAN」の意味でしょうか、黒い羊はそのままですね。腕には「TOKYO」の文字も入ります。

TOKYO COLLECTIONと題して、明日より発売開始になります。BLACK SHEEPのLIMITED EDITIONはとても人気で再販されないので、結構すぐに売り切れてしまいます。

漢字入りジャージはまだあまり見かけないユニークさも相まって、おそらく海外では人気が出るかもしれません。漢字Tシャツとかを空港のユニクロでも販売していますし、お土産にされている程には人気があるのかもしれません!

ちなみに余談ですが、このコレクションのモデルを務めてられているのは、LOVE CYCLISTのTatsさんらです。写真めっちゃお洒落ですよね!

Ryujiさんの着ているこの青海波は良いですね!普段着るには派手すぎる柄もサイクリングジャージだったら楽しめるところが僕は好きです。このくらい派手なものを選びたいです!

Fibr

Fibrはデンマークを拠点とするブランドです。デンマークのブランドっていうだけでちょっとワクワクしてきませんか?

2015年にコペンハーゲンで設立されて、プロアスリートやトップアマチュアによってその品質を確かめられています。

僕は特に「サイクリングウェアはパフォーマンスとライドの喜びの重要な部分を占めており、そして見た目と気分はすべてのサイクリストの心の近くにいつもある」という言葉が好きです。

正にその通りで、サイクリングウェアがただパフォーマンスを求めるだけならば、真っ黒のワンピースを着れば良くて、もちろんそれもカッコいいですが、そこにプラスでオシャレも楽しみたいですよね!

新しいウェアを着た時はやっぱりワクワクしますし、練習にも力が入る気がします。それだけサイクリングウェアの寄与は大きいと思っています。

Performance kit. Limited Edition – 繊維

Teruo NakazawaさんによるカスタムカリグラフィをプリントしたFibrのジャージです。Fibr自体、繊維という意味なので、正に漢字にしたデザインです。

「書」は日本の伝統ですし、事あるごとに僕たちも目にしますよね。ちょっと関係ないですが、先日藤井七段が初タイトルを戴冠された時もやはり「書」を求められていました。

和室に飾ってある書は厳かで、高い品格を感じます。そうした書の心というものをFibrは見事に理解し、「フォント」ではない漢字をウェアのデザインに落とし込んだのは素晴らしいと思います!

まとめ

漢字がサイクリングウェア界で流行り始めているのを今回は紹介しました。日本の伝統的な柄を上手く取り入れたBlack Sheep(黒い羊)と書の心を見事にデザインに落とし込んだFibr(繊維)どちらも日本への愛を感じます!

アメリカと言えば、〇〇。イギリスと言えば、××。といった国や都市の特徴って、デザインに落とし込むの難しいと思います。アメリカといえば星条旗、イギリスと言えばユニオンジャックのイメージしかないです。(僕の貧相な発想のせいですが)

でも、東京・日本と言えば、なんだかデザインがいくつも思い浮かぶのは僕が日本人だからという理由だけではないような気がします!

海外の方(デザイナー)から見て、東京・日本はどのように映っているのか、それをサイクリングウェアを通して知るのも面白いですね!