エベレストはご存知の通り、ネパールやチベットにある世界最高峰の山です。その高さは8848mで、これまで多くの登山家がその頂上を目指して登頂してきました。
そんなエベレストにロードバイクで挑む者たちがいます。
この記事の内容
エベレスティング
エベレスティングとは、エベレストの標高8848mに獲得標高がなるように山を登り続ける、といった競技です。例えば一回登って400mの獲得標高であれば22.12回、つまり23回登れば達成です。
ちなみに400mの山を僕が登るとだいたい20分くらいかかると思います。20分×23回なので時間にすると7時間42分です。約8時間登り続けてようやく8848m登ることができます。もちろん常に元気であればの計算です!
いかにエベレスティングは正気の沙汰ではないことが分かっていただけると思います。
vエベレスティング
vはヴァーチャルの意味です。つまりZwiftなどのゲーム内でエベレスティングをするといった企画です。
コロナウイルスが流行していた時に多くのプロライダーがZwiftに参加しました。そしてvエベレスティングに挑戦されていました。
バーレーン・メリダ所属のスプリンター、マーク・カヴェンディッシュもそのうちの一人です。彼はエベレスティングするのに10時間37分かかったとInstagramで報告しています。
実は僕も挑戦したことがあります。半分の4000mも登れず、心が折れてリタイアしてしまいました。何のために登るのか、分からなくなってしまい…ロードバイクもメンタルスポーツであること実感しました。
ちゃんと気持ちを作って、今度はリタイアせず、何時間かかってでも登りきりたいです!
RoppongiEXの高岡氏も挑戦
そして日本のアマチュアサイクリスト最強の一人、RoppongiEXの高岡氏も8848のTシャツを着ています。彼もまたエベレスティングに挑戦するのでしょう。
6月22日に挑戦されているようですので、記事作成時には結果はまだ出ていませんが、達成されていることを願っています!
公式最速は
実はこの記録はHell500という団体により管理されており、公式記録というものがあります。
今回EFプロサイクリングのラクラン・モートンが1.69km、189mup、平均11%の上りを48回上り、獲得標高8848mを7時間29分57秒でクリアしました!
先に僕が登ったら…という計算をしましたが、全部元気でも7時間40分超えだったので、いかにプロ選手がタフで速いかが分かります。最後の登攀も僕の全力より速いってことなんですから。
非公式最速?
実はこの記録よりも速い記録をもつ選手がいます。
ボーラ・ハンスグローエ所属のエマニュエル・ブッフマンが7時間28分で登頂したというものです。ただこの記録はどうやら公式には認められませんでした。
コメントによると、同じ登りの繰り返しでなければならないようですが、山の反対側からスタートしてしまったようです。つまり同じ登りの繰り返しではないため、認められないと。
また7時間28分は経過時間ではなく、動いている時間であったとのことです。公式は経過時間を認めているようです。
一つ目の同じ登りではないことを除いても、動いた時間で8848mに達した瞬間は7時間51分だったようです。残念!エマニュエル・ブッフマンは好きな選手なので、また挑戦してくれることを期待してます!
エベレスティングへの挑戦
このBlogを読んで下さってる方でエベレスティングに挑戦される方がもしいらっしゃれば、Twitter等で教えて下さい!全力で応援します!
僕は…、また気が…向いたら、挑戦します…笑
でもきっと8848m達成できたらきっと、すごい達成感だと思うので、ぜひいつか再挑戦したいと思います!