ディスクブレーキ乗りの皆さま、こんにちは。
ヴェンジを皮切りに、ディスクブレーキの流れが始まったのは2年半くらい前になるかと思います。
僕も初代ディスクブレーキモデルはヴェンジで2018年の夏に納車しました。
それ以降、メンテナンスをしつつ載せ換えもして使って来ましたが、ローターの交換を怠っていたために、死にかける思いをしてしまいました。
ディスクブレーキ乗りの方は是非チェックしてみて下さい!
この記事の内容
ローターの摩耗
確かにローターは摩耗すると知っていました。
ただぱっと見で分かるようなものでもなく、洗ってる時も特に気に留めることはありませんでした。
いつも通りライド後に自転車を丸洗いし、翌週のライドに備えてたんです。
ただ、その日のライドでなんだかやけにダンシングをするとフロントのローターがブレーキパッドに擦る音はしていました。
ディスクブレーキ乗りの方なら分かると思いますが、意外とハブはしなっており、ローターもそれに合わせてしなる為、ダンシングをするとパッドに擦れることはさほど珍しいことではありません。
ところがその日はやけにその音が大きく、ダウンヒルでブレーキした後は、シャンシャン!と大きくローターがパッドに擦ってる音がしていました…。
「ローターセンターに来てないのかな〜」くらいの気持ちで、ブレーキを覗き込んだところ、信じられない光景がそこにはありました。
ローターの厚みが半分くらいになっていたのです。
薄くなったローターの歪み
分かりにくいかもしれませんが、黒いフィンと接続している部分は摩耗されていないので、当初の厚みです。
一方その先は完全に段差になっておりました。
つまり2年ほど使った結果、ローターが摩耗し薄くなった為に、ブレーキの圧に耐えられず、ローターに歪みが発生し、シャンシャンという音を立てて擦っていた、ということです。
ブレーキ関係はロードバイクに限らず、命に直結する最も重要なパーツの一つです。
そんなブレーキパーツのローターが薄くなったのが目視で分かるほどになっており、またブレーキ時に歪みが発生してしまうほど弱ってたのは、本当に想定外でした。
もしこのまま気付かずに走り続けていたら、いつかダウンヒルでフロントブレーキが壊れたり、全く効かなくなり、命を落としていたかもしれません。
パッドは半年に一回以上交換し、適切な厚み保っていました。
ローターも気を付けていたつもりではいたんです。でも、ちゃんと見ることもなく、触ることもなく、「まあ、大丈夫だろ」と油断していました。
そのずぼらな結果が危うく死ぬかもしれない事故に繋がる整備不良でした。
ローターを交換
交換用のローターを早速Amazonで購入して、交換しました!
確か7,500円くらいだったと思います。結構高いです…、1.5焼肉…。
その後調べたら、デュラエースとアルテグラではほとんど性能が変わらないらしいので、今度からは5,000円で買えるアルテグラにします。
交換にはスプロケを外すレンチが一本あればできるので、簡単です。
もし持っていない方は、この機会にぜひ購入を!
スプロケを外すのはコツが要るので難しいですが、ディスクローターを外すのはただ刺して回すだけなので、簡単ですよ!
僕も使っているバイクハンドのモノが安過ぎず、高すぎず、ちゃんと使えるのでオススメです。
チェーンが結構油まみれなので、保管はチャック袋などがオススメです。
まとめ
ディスクブレーキモデルのロードバイクを2年乗ったところ、ローターの厚みが半分くらいになり、危うく死亡事故に繋がるところでした。
パッドなどは綺麗にしており、雨の日に多く乗ったわけではないので、過剰な使い方をせず、2年でした。
もっとたくさん乗ってる方では1年、いや半年くらいで交換した方が良いかもしれません。
前後交換となると1万円以上の出費ですが、安全安心に勝る価値はないので、是非すり減ってると感じられたら交換をご検討ください!