朝晩の気温が10度を下回る日も増えてきましたね、そんな朝晩の冷え込みがある中でも走りたいというロードバイク狂の皆さん、こんにちは!
僕ももちろんその一人です!よろしくお願いいたします!
でもまだ日中は20度近くまで上がり、なかなかウェアの選択に迷う時期ですよね。
レイヤリングを上手く使わなければならない時期でもあり、この時期特有のアイテムも必要です。
その一つがサーマルビブショーツではないでしょうか。
タイツでは暑すぎる、夏ビブショーツでは寒すぎる…そんなちょうどいいを叶えるのがこのアイテム。僕も最近はこのサーマルビブショーツ100%で走ってます!
今回は主要サイクリングウェア各社から販売されているサーマルビブショーツを価格順に並べてみました。
この記事の内容
TWIN SIX – BLACK THERMAL BIB SHORT
価格は120ドル、約12,600円です!
今回の調査では最も廉価なTWIN SIXのビブショーツ、裾に小さくTWIN SIXのロゴが入ります。
控えめなロゴは他のブランドのジャージとの組み合わせも悪くないので、まずはお試しに…という方にはぴったりではないでしょうか。
TWIN SIX自体、日本でも大きなサイクリングショップでは取り扱いのあるブランドです!
La Passione – PSN THERMAL BIB SHORTS BLACK
価格は140ユーロ、約17,000円です!
La Passioneは代理店販売などをせず、オンラインだけの販売にして、マーケティングなどの費用をカットすることで廉価を達成しているブランドです。
価格からは想像できないほど良いクオリティです!
カラーは二色で、他にネイビーもあります。
ロゴも小さいく目立たないので他のジャージとの組み合わせも問題ないですね。
FIBR – EQUINOX Thermal Bib
価格は1,199DKK、約20,000円です!
FIBRは名の通り、生地に拘りをもつブランドです。
僕も夏ビブショーツをレビューさせてもらいましたが、特徴的なカットで作られたビブショーツはこれまでにない感じで良かったので、サーマルビブショーツも期待できるのではないでしょうか。
裾のグリップ部分が格子模様なのが可愛いですね!
ATTAQUER – A-Line Winter Bib Shorts Black
価格は20,000円です!
攻めてるブランド、ATTAQUERからリーズナブルラインA-LINEのサーマルビブショーツです。
A-LINEはデザインもシンプルなので他のジャージとも合わせやすいですし、それでもちゃんとATTAQUERのロゴがあるのでクールな感じです。
カラーはネイビーとブラックの二色です!
BLACKSHEEP – Men’s Elements Thermal Bib – White
価格は198ドル、約21,000円です!
BLACKSHEEPは日本の代理店CYCLISMでも取り扱いのあるブランドですね。
黒い羊という仲間外れ…というところからブランドネームが着ているようです。
サイクリストも他人と同じサイクリングウェアは嫌だという思いがある様に、ある種の仲間外れ=目立つことを望んでいるのではないでしょうか。
BLACKSHEEPのアイテムはなによりそのロゴのカッコよさと可愛さですね!
羊のマーク、めっちゃ可愛いです。オシャレだなぁ。
PEdALED – KINO
価格は180ユーロ、約22,000円です!
PEdALEDは実は日本のデザイナーによるブランドで、ヨーロッパやアジアで人気があります。
僕のInstagramのフォロワーでSingaporeで活躍されている方もこのジャージ購入されていました!
日本人らしいつつましいデザインのビブショーツは間違いないクオリティでしょう!
Le Col – Pro Blackout Therma Bib Shorts
価格は22,300円です!
新城幸也選手も所属するバーレーン・マクラーレン・メリダのチームにジャージを供給するのも同ブランドです。
プロチームが使うことからもそのクオリティの高さが伺い知れますね。
一時Wigginsともコラボをし、オールドスクールなブリティッシュデザインを現在ジャージに落とし込んでいて、凄く素敵でした!
僕も一時、Le Colにはハマって、サマーワンピース、ベスト二種類など購入しました。特徴としては、プリントではなく、刺繍でブランドロゴをしっかりと縫い付けているところです!
このビブショーツもお尻の部分にロゴが入っているのですが、プリントではなく刺繍なのが分かっていただけると思います。
こういった拘りっていいですよね。こういう製品を選べるという事自体、何かに拘りをもっている人でしょうし、拘りの無い人よりも拘りがある人の方が面白いと感じるのは僕だけでしょうか?
Isadore – Alternative Thermal Bib Shorts
価格は23,720円です!
元プロサイクリストの二人が自分たちの為に作ったサイクリングウェアがIsadoreです。
クオリティが高いのは間違いないですね!
ハムストリングスのあたりはメッシュのような生地になっていて熱をしっかり逃がす構造になっているようです。考えられてますね。
TICCC – Thermal bib shorts Men’s
価格は175ポンド、約23,700円です!
TICCCはそのロゴの可愛さから、ああ、カジュアル系のブランドなんでしょ?と思われがちですが、そのクオリティは侮るなかれ…そんじょそこらのレーシーなジャージを作るブランドよりも高いクオリティでレーシーなジャージを作っています!
ガチ勢も大満足間違いないです。
夏ビブショーツをレビューしている最中ではあるのですが、パッドのクオリティも高く、グリップも独特で、生地の触り心地も良く…ホント言うことないです。
どうしてもサイクリングウェアでレーシーなものを選んでいくと、いかつくなりがちですが、TICCCは良い意味でそういったガチっぽさが少なめなので、クオリティが高いものが欲しいけれど、ガチっぽすぎるのは…という方にもピッタリです!
単純にデザインが独特で可愛いので可愛さ+にもこういったビブショーツを組み合わせるのも良いのではないでしょうか。
velocio – MEN’S THERMAL BIB SHORT
価格は24,300円です!
夏ビブショーツは控えめに言って、別次元のビブショーツでした。
これまでいろんなブランドのビブショーツを試してきましたが、velocioほど肌に吸い付いて、ホントに第二の肌のようにふるまうビブショーツはありませんでした。
失礼を承知で言えば、アメリカでこんな良い製品が作れるとは…と、思ってしまいました。ロードレースやサイクリングウェアはやはりヨーロッパに歴史があるもの。
ヨーロッパ系のブランドが強いのが事実で、クオリティもやはり高いです。
アメリカはどちらかと言えば、新興…のイメージがありましたが、velocioのクオリティは本当に素晴らしい。
そんなvelocioが作ったサーマルビブショーツが悪いことがあるでしょうか、いやあない!はず!
Cafe du cycliste – Adel
価格は25,350円です!
ポストRaphaとして名高いCafe du cycliste。サイクリングシーン以外からのインスパイアも多く、最近はアウトドアとのミックスが面白いですね!
僕もいくつかプロダクトを持っていますが、どれもクオリティは価格相応に高く、購入した満足感の高いブランドですね。
太もものロゴが控えめにオシャレジャージ着こなしてますと主張してくれるのも悪くない…よくわかってるなぁ。
Rapha以外のおしゃれなジャージが欲しい…と思い始めた方が最初に出会うのがCDCですし、クオリティも間違いないので、予算が合えば購入して間違いないです。
Rapha – MEN’S CLASSIC THERMAL BIB SHORTS
価格は28,000円です!
語る必要のない、サイクリングウェアに革命をもたらしたブランドです。
Raphaのプロダクトはよくもわるくもニュートラルで、Raphaを着て間違うことはありません。
そんなサイクリングウェアのスタンダードまで上り詰めているにも関わらず、飽くなき探求心でプロダクトをより良いものに昇華し続ける姿勢も本当に素晴らしい。
端的に言って、Rapha買っとけば間違いない、です。絶対解の一つ。
上手いたとえが思いつかないのですが、外車を買うならベンツ、みたいなものでしょうか。パールイズミがトヨタみたいな?
こちらはクラシックラインなので少しゆとりのあるデザインです。
ストイックすぎるのは…という方には是非!
PAS NORMAL STUDIOS – CONTROL FLEECE BIB – DARK RED
価格は1800デンマーク・クローネ、約29,500円です!
PNSも近年、ポストRaphaとして台頭してきているデンマークのブランドです。
北欧系ブランドというところから、もうオシャレさを感じますね。
実際にプロダクトもこれまでのサイクリングウェアにはないような色をどんどん取り入れています。
今回紹介するダークレッドもこれまでにはあまり見られない色ではないでしょうか?
他にもネイビー、ブラック、ダークグリーン、それにブロンズといった色まであります。
ダークグリーンやブロンズも本当に珍しい色ですね…取り入れるだけでオシャレに見えること間違いない。
北欧系はホント色使いが上手いですね。デザインはシンプル。派手な色で遊ぶなんてことはなく、どちらかと言えば、くすみ系カラー、ニュアンスカラーでまとめる。
上級者やわ…。
ASSOS – EQUIPE RS SPRING FALL BIB SHORTS S9
価格は279ドル、約29,200円です!
言わずもがな、ビブショーツの王様、ASSOSです。
パッドをすべて縫い付けず動くようにした画期的なビブショーツを開発したブランドです。
スイスに本拠地を構え、ファビアン・カンチェラーラを筆頭にプロサイクリングチームにもウェアを供給し、フィードバックから良いプロダクトを作り続けるガチ系ブランドです。
とはいえデザインも良く、千鳥格子の使い方が本当に上手い。
千鳥格子を見ただけでASSOSかな?と思いますね!
このサーマルビブショーツもむちゃくちゃ評判が良く、多分世界最高のビブショーツの一つであることは間違いない。
ただお値段が…なかなか良いお値段。何履いてもなんだか合わないと感じられていて辛い方には、お金で解決する方法がありますよ!とオススメできるブランドです。
Velobici – Velvet Thermal Bibshorts
価格は、とうとう大台の30,800円!
VELOBICIは高級路線のサイクリングウェアブランドです。
僕は実物を見たことがないのですが、Instagramで拝見する限り、生地がワンランク、ツーランク上のモノが使われていそうですね。艶が違いました。
本当に高級感が漂っています。
僕みたいな小市民は洗濯するのもためらってしまうのですが、ラグジュアリーなものには価値があります。
VBを普段着に着れる大人の余裕、ラグジュアリーさをぜひあなたのワードローブへ。
MEN’S PRO TEAM WINTER BIB SHORTS
価格は32,500円です!
Raphaからは2プロダクト、こちらはプロチームモデルです。
冬?LSDの季節だな!というガチ勢様(あ、僕もでした)、こちらを履いてガンガン冬も攻めていきましょう。
Raphaのプロダクトに失敗も、間違いもなく、価格相応のクオリティが見返りとしてちゃんと得られます。
少しでもいいものを、快適なものを。
何時間サドルの上で過ごすと?日あたり10時間ですよ?ちょっとくらい良いビブショーツはいてもバチはあたらないでしょ?
というか10時間って、普段の服より着てるし、普段の服より高いのは当たり前ですよね!!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
価格が上がっていく度に、僕のテンションも少々おかしくなって、最後の方どんどん文章が長くなってしまったのを感じて反省してます。
ただ各ブランド本当に素晴らしいプロダクトを作っているので、どれ選んでもきっと満足いただけるのではないかなと、そういうブランドを選別してお送りいたしました。
ただ言えることは、価格とクオリティはやはりある程度相関があって、クオリティにおいては1万円のものは3万円のものに勝ることはほぼありません。
高いものは良いものです。
僕は普段の服よりもサイクリングウェアはやはりクオリティも求めるべきものだと思っています。
それがタイムに反映されるかは分かりません。でも、長い時間サドルの上で過ごすのに、何か気になる…そんなウェアを着て走り続けることはできないです。
第二の肌のように、自分の為だけに作られたオートクチュールのように。
そんなプロダクトに出会うために、数々のウェアに僕は腕を脚を通していきます。
皆さんも、そんなサイクリングウェアを一緒に探しませんか?