スペシャライズドのシューズ、S-works 7は日本人の足にも合う、そしてワイドの選択も出来る優れたシューズです。

多くのアマチュアサイクリストに支持されており、ユーロップカー時代の新城幸也選手もS-worksのシューズを使用していました。

そんな名作のS-works 7ですが、近々S-works 8にアップグレードされる可能性があるので、購入を検討されている方は少し待ってみても良いかもしれません。

サイクリングシューズ

サイクリングシューズをまだ使用されていない方は、あの硬いへんな靴でしょうと思われているかもしれません。

そもそもサイクリングシューズとは、高速で走るロードバイクから足がペダルから滑ってしまわないように足とペダルを固定する為に使用されます。

決してロードバイクガチ勢が言うように、引き足を使って効率良くロードバイクを進める為だけにあるものではありません。

想像してみて下さい。時速30kmで走っている時にペダルから足が滑ったら？バランスを崩して大変なことになりますよね。

段差で足がペダルから外れてしまう、雨でペダルが滑ってしまう、脚をいっぱい回してペダルと足が外れてしまう。

色んなシーンが想像できます。いずれの場合もバランスを崩して大けがになりかねません。

ママチャリのようなサドルの高さも出さない自転車であれば、ペダルにずっと体重が乗りやすいのでそういった心配は少ないですが、クロスバイク以上になってくると、しっかりサドルの高さを出すと思うので、ペダルから足が外れやすくなってしまいます。

スニーカーなどでフラットペダルで使っていると、さっきのような危険性があります。

ぜひサイクリングシューズをまだ導入されていない方は、サイクリングシューズを検討してみてください！

S-works 7

そのサイクリングシューズの中でもトップクラスのパフォーマンスを発揮しているのが、スペシャライズドのS-works 7です。

ピーター・サガンやレムコ・エヴネプールなどのトップ選手も使用する信頼と実績のシューズです。

まず見た目もめちゃくちゃカッコいいです。

シュッとした細見のデザインに金属のボアダイアルが二つ。ヒールも補強されています。

それでいて軽量です。

特にソールはカーボン製で言うまでもなく十分な剛性を蓄えています。

逆に言えば、まだトレーニングしたてであれば、ソールが硬すぎて、足の裏が疲れてしまうかもしれません。その場合には、コンポジットソールと呼ばれるカーボンの割合を減らしたもの（セカンドグレード以下に多いです）を選ぶのも良いと思います。

アッパーも柔らかくしなやかで、ボアダイヤルで締めていくと足を包むように閉まっていくのが分かります。

このボアダイヤル、S-worksだけにこのメタルのグレードが供給されています。他のメーカーでも同社のボアダイヤルを使ったシューズはありますが、どこもプラスチックのモノしか使えません。

S-works 7をの洗練されたデザインに比べると、少し見た目にも劣るのが分かると思います。

ボアダイヤルの進化

このボアダイヤルが先日、新たにLi2というモデルを発表しました。

同社によると、Li2はIP1のデュアル方向の微調整を保ったまま、その調整幅はさらに細かくなりました。調整が細かいということは、それだけフィット感も更に上がるということです。

ボディは新しいガラス繊維とポリカーボネートの複合材を利用して、パーツをより薄く、より強くしました。その結果、現行のIP1ダイヤルよりも高さが3ミリも低いダイヤルになります。

ロードバイクのシューズにおいてもエアロダイナミクスは効果があるので、3mmその高さが低くなるだけで恐らく数wの抵抗削減ができると期待できます！

また、耐衝撃性と耐擦過傷性が大幅に改善されたと言われており、汚れも落ちやすくなっているとのことです。

このボアダイアル、一般商品ではないので発売日がいつといったアナウンスはされていません。

ですが、開発はもうきっと進められているのではないでしょうか？

そしてメタルのボアがS-worksにだけ提供されていたことを考えると、この新型ボアもスペシャライズドにだけ提供される可能性もあります。

現行のS-works 7はこの新型ボアダイヤルを備えたS-works 8にきっと近いうちに進化するでしょう。

まとめ

新型ボアの登場で、近いうちにスペシャライズドから新たなボアの搭載されたシューズがリリースされる可能性があります。

現行のS-works7ですら、高評価を獲得する、市場にある製品の中でも最高のモノのひとつなので、それがS-works8になるとすれば、ワクワクが止まりません。

新型ボアダイアルは今まで以上に細かい調整ができる為、よりフィット感のあるシューズになると期待できます！

更にダイヤルの高さも3mm低くなることで、抵抗の軽減も期待でき、エアロシューズという分野を拡大させるのではないでしょうか？

もし近いうちにシューズ変えようかな～と思っていた方は、もう少し待ってみるのも手かもしれません！

情報源

Coming to a shoe near you: Boa announces new Li2 dials | CyclingTips

From wrist braces, to snowboard boots, to saddlebags and, of course, cycling shoes, Boa’s wire-based dials are found just about anywhere that velcro or