クリテリウム・ドーフィネでトップ選手がゴール後に急に天候が変わり、雹が降り始めました。
僕たちも雹を経験したことがあると思います。
傘や窓をバチバチ!と大きな音を立てて叩く雹は寒さよりも痛さを連想させます。
もしそれがライド中に襲ってきたら?考えるのも恐ろしいです。
この記事の内容
雹の中でもライド
グルペットが残り数キロでゴールというところで、大きな雹が降り始めました。
しかも登りゴールです。
数分に渡って雹を受け続けた選手の背中はこのようになってしまいました。
ヘルメットも氷の塊を受け、凹みが見られたそうです。
サングラスの隙間にも入り込み、目を打たれたという選手もいました。
それでも走り切らなければ翌日のステージを走ることができないので、走り切る…プロライダーは本当に過酷で、サイクリングがオールウェザースポーツということを思い出させますね。
雹の中の観客
サイクリストもさることながら、見ていた観客も大変でした。
歩いての下山であれば、選手がまだ登っている最中でも可能ですが、例えば自転車での下山の場合は、すべての選手が登り切ってからでなければ基本的には許されません。
観客もそんな天気になるとは予想せず、半袖などで応援していた為、突然の雹に打たれ、寒さと痛さに耐えなければならない方が多くみられました。
木陰にうずくまって凌ぐしかなく、特に子どもが雹に打たれている姿はとても可愛そうでした。
いくつかのチームが雹を防げるグッズなどを渡し、助けていました。優しい!感動的ですね
見るほうも、雹の対策も考えておかなければならないですね…今度から山でのロードレースの観戦には、ウインドブレーカーなどをもって行こうと思いました。
まとめ
雹の中でも走る、オールウェザースポーツのサイクリング。
もし自分がサイクリング中にそんなシチュエーションになってしまったら、かならずどこか非難してください。
あともう少しだからと、雹の中を走ることは絶対オススメできません。
なぜならば、数名の選手が下りで落車し、骨折する自体にも発展しているからです。
僕たちアマチュアサイクリストにとって、最も避けるべき自体の一つが落車です。
雹の中を走って、落車などしてしまっては目も当てられません。
必ず安全な場所に避難して、雹が終わるのをやり過ごしましょう。