スペシャライズドターマックSL7やトレックエモンダSLRの登場は、今後のロードバイクのフレームがエアロだけ、または軽量だけ、といった極振りではなく、どちらも両立するところに向かう!
と大々的に評しているサイトが、特にターマックSL7をべた褒め状態です。
デビューからまだ一週間程にも関わらず、物凄い数のレビューやインプレッション。そして称賛の嵐。
スペシャライズドが物凄い仕事したなぁ…いや、ちょっと待ってください。
エアロと軽量の両立って今に始まったことではないのでは?
それをずっと追い求め、トップグレードのフレームを一種類しかずっと作ってこなかったメーカーがあります。
ピナレロとビアンキです。(最近ラピエールもエアコードとゼリウスをまとめましたが)
この記事の内容
Bianchi – Oltre XR4
今やワールドツアーチームの中でも最強の一つ、ユンボウィズマが使用するバイクがBianchi Oltre XR4ですね。
彼らは山岳ステージでも、平坦ステージでも常にこのOltre XR4一本で勝負しています。
そして近年グランツールでプリモッシュ・ログリッチの大活躍を見れば、このバイクが遅いバイクだなんて誰も思わないでしょう。
どちらかと言えばエアロバイク寄りで、軽量バイクとは言えないですが、それでも軽量バイクに乗るクライマーたちに勝っていることを考えると、ようやくスペシャライズドやトレックがたどり着いた「軽いだけではダメ」ということを数年前からちゃんと理解し、作り続けていると見えます。
ビアンキやるなぁ…チェレステカラーが大人気・荒北ファンにも大人気なだけでは全くないですね。
Pinarello – Dogma F12
ピナレロもまた、エアロだけに特化したフレームや、軽量にだけ特化したフレームなどに一切目も暮れず、ひたすらにエアロと軽量のバランスを考え続けているメーカーです。
そしてそのバイクのポテンシャルは近年のツールドフランスの総合優勝をチーム・スカイ時代からチーム・イネオスになっても奪い続けていることから容易に理解できます。
85kgまでの人しか乗れないX-lightという極限までカーボンと樹脂を削ったモデルは山岳ステージで大活躍していますし、
伝説のジロデイタリア18ステージ、クリス・フルームの山岳アタックからの70km越えの大逃げ切り(追走5名にも関わらず!)はDogmaが決して軽量なだけではなく、エアロにも優れていることを証明しています。
アマチュアサイクリストにとっての最高のフレーム
アマチュアサイクリストのほとんどは、メインバイク一台ですべてをこなす人だと思います!そんな山だから、平坦だからとバイク変えれないですよね。
となると、エアロに特化したバイクよりも、軽量に特化したバイクよりも、やはりバランスに優れたバイクが好ましいと、冷静になれば分かる話です。
なぜ僕はエアロ特化のVengeを買ったんだ(そこそこ軽かったけど)
そして、その時(2018年)は「ピナレロは頑なにエアロフレームつくらねぇな!ほんと古臭いメーカーやで!時代はVenge!Specialized!!」とかほざいていました。本当にごめんなさい。今はピナレロ乗ってます。そして最高と感じております。
ようやく分かり始めたスペシャライズドやトレックなんかより、ずっとそれを分かってて作り続けてきたビアンキやピナレロの方がノウハウを持ってて、良いフレーム作れそうじゃないですか?
150万円でロードバイク買うなら…の記事でトレックのエモンダを推しましたが、数日経って今はF12!いやF14出たらすぐ買うで!とか思ってます。
2022年のラインナップにはF12の進化型、F14がラインナップされ、しかも新デュラエースも出ているでしょうから、これは2021年の9月頃に新車買いですね。
後は色がヘンテコじゃなければ…できたら興奮するようなカラーをお願いします!見た目が大事なんです!テンション上がるカラーのバイクに乗りたいんです!
まとめ
ターマックSL7やエモンダで脚光を浴びたエアロ×軽量は決して新しいものではなく、ずっと前からオルトレXR4やドグマのコンセプトでした。
ノウハウはこれらのメーカーの方が数年物積み重ねがあるので、良いフレーム作るんじゃないか?と予想します。
アマチュアサイクリストにとってはエアロ×軽量こそ快適に走る為には良いと思いますが、フレームの差なんて微々たるものなので、見た目で選んで幸せだと思います!