もし予算150万円でロードバイクを選ぶなら、2021年どれが買いなのか、真剣に検討したいと思います。
そんな予算ないですけど!
最初にお断りですが、僕はエンジンこそ速さの全てだと思ってます。
新型ロードバイクの些細な、40km走ったときに45秒違うとか、山登って10秒速いとか、全く気にしません。気温や体調でもそれ以上変わるのに、そのメリットの為に数十または百数十万出すのはチョット。
なので、今回のセレクションは僕の感性100%です!
この記事の内容
SPECIALIZED – S-works Tarmac SL7
つい先日発表されたばかりの新車です。
もう正直言って、僕はガッカリでした。
sl7のリーク写真とかを見てる時はワクワクして、絶対次買うならコレやわー!と思ってたんですが、いざオープンしてみると、多分この赤の色があまりにもおもちゃぽいっていうのもあると思うんですが…vengeがデビューした時のあの次世代感は全くなく、冷めてしまいました。
あと欲しい色がないです。サガンのキラキラブルーが復活してたら考えたかもしれませんが、6.7kgを謳い文句にしてたら、塗装だけで300gもあるあのキラキラはしないでしょうね。
でも、次のサガンバイクこれっていうし…金色がちゃっちい…。金色というより、黄色?絵具の金色のような…単に僕が金色好きじゃないだけかもしれませんが…。
いやでも、キャノンデールの黒×金とかカッコいいですし、BMCのグレッグ・ヴァンアーベルマートの赤×金もカッコいいと思います。
金色の面積がおおき過ぎるんだよなぁ…。
vengeがBBスレッド式になったら絶対買いなおしていたのに、廃番らしいんで、しばらくs-worksは買わないかもしれません。
ただ現在、ディスクブレーキのロードバイクを保有していなくて、この機会にディスクブレーキ化をしたい方にとって、そしてカタログスペック上最速マシンが欲しい方にはオススメです!
前の記事に書いたように新デュラエースが発売間近だと思うので、デュラエース完成車を買うのはちょっともったいないかもしれません。買うならアルテグラDi2かな?
でも、今回のアルテグラDi2搭載の下位グレードモデルはフレームのカーボンの材質がトップグレードと異なるんですよね。S-worksはF12rで他はF10r。剛性は同じとのことですが、重さは少し重くなっているのでお買い得感は薄れちゃいましたね。
TREK – Emonda
Tarmac SL7の大コケのお陰で、急浮上してきたのがEmondaです。
Emondaの何が良いって、曲線美そして造形美、あとプロジェクトワンによるオリジナルデザイン!
このTrek Segagredoカラーもレッド×ネイビーでカッコいいですね。ロゴがホワイトなので、トリコロールと言えそうです!
マドンの時から大きくしたTREKのロゴも相まって、なかなかオシャレに見えてきました。
軽いし、一体型ハンドルだし、なかなか良さそうです。
ただ唯一の欠点が、シートポストが従来の丸形状なんですよね…。
少しだけでも翼断面形状にしてくれたら、サドルが中央からズレるといった問題もなく、エアロにも貢献しただろうに…まあ、でも目を瞑れるくらいの欠点です!
プロジェクトワンでオリジナルもいいかなーと思ったんですが、このICONめっちゃカッコよくないですか?
これ欲しい。来年新デュラ搭載されたEmonda出たら買ってしまいそう。アレ、この企画終わってしまう!
Cannondale – Super Six Evo
外せないオシャレバイクといえば、キャノンデールです。いつからオシャレに目覚めてしまったんだ!ロゴ変えたときからですね。
特にこのRaphaモデルはオシャレでしたね。…でしたね。
そう、コレジャナイんです。
こっちなんです、欲しいのは!!(2020年モデル)
その変なウェーブやめい!!…ウェアもグラデーションからウェーブにしよって…なんでや!グラデーションのほうがええやん!!
キャノンデールのこのバイクは宇都宮のジャパンカップで現物みて、本当に買おうか検討したバイクです。
ただその時、このバイクのフロントフォークが切り欠きになっていて、ホイールがすぐに外せるようになっているプロ仕様なのが気になりました。
せっかくスルーアクスル化してクイックの時にはなかったフロントの剛性を感じられるようになってきたのに、そこ切り欠きにしてしまったら、その剛性感薄れてしまうんじゃないかと懸念しました。
試乗したことないので分からないんですが、その点が気になって結局購入しませんでした。もしかしたらなんの影響もないのかもしれませんが、うーん…。
クイックリリースの時にナカガワエンドワッシャーを使うだけでめちゃくちゃダンシングの雰囲気変わったので、やっぱりそこは埋めて欲しいです。
ルックもヒュエズとかそうなってるんですよね…。
でも、メタリックラベンダー、めっちゃ可愛いですね…こんな色のロードバイクみたことないです。これはイイ。切り欠きじゃなかったら買ってたと思います!
Focus – IZALCO MAX
このバイクはフレーム形状好きですし、細見で軽いし、ステム専用ですけど、ハンドルは自由に選べてなんか言うことないです!良いバイクだと思います!
黒×金も、Trek Emondaに似てて、うーん、良いんですけど、うーん…
うーん…?
乗ってる自分が想像できない、が一番しっくりくる表現でした。
多分、僕らしくないんだと思います。何が!何で!と言われても答えられないんですが、感性の問題でしょうね…。
良いバイクで好きなんですけど、僕のではないな、って感じです。
Wilier – ZERO SLR
あまり話題にならないんですけど、Wilierすごく良いと思うんです。
このメタリックブルーも画像よりももうちょっとお上品な感じです!
特にこのレッドがめちゃくちゃカッコよくないですか?
鳴子くんもロードバイクは目立ってなんぼやで!デーハー!って言いながら真っ赤なピナレロに乗ってましたが、これはまさにそれに近い感覚かもしれません。
細身のフレームとメタリック、ロゴのレトロ感が相まって、ちょっとクラシックさを感じさせます。
決してやらないですけど、スーツを着た50代くらいの外国のイケメンが銀座で乗ってたらめっちゃカッコよくないですか?そんなカッコよさも感じます!
ただ、ホント唯一の弱点が、そのシートポストの臼、ほんまになんともならなかったん?というところです。あとは言う事ないので、目を瞑ります…!
まとめ
以上5台を見てきました。他にもサーベロやビアンキ、ルック、タイム、リドレー、ジャイアント、メリダなどなどブランドはまだまだありますが、とりあえず予算150万円で買うなら…と真剣に考えました。
結果的にはEmondaが一番僕は欲しいです。新デュラなったら本当に買おうか…。
みなさんも感性にビビっとくるものはあったでしょうか?
ITさんのブログでエモンダに言及されていた記事にも「自社ブランドの前作や別プロダクトを貶めなければメリットを謳えない時代」といった旨のことが書いてありました。
正に僕もそう思います。確かにロードバイクは速く走る為に開発されたものですが、僕らアマチュアサイクリストにとって、40kmを時速40kmで走ったときに、-8w削減と言われても、ほとんどメリットないと思います。
そんな数字だけでロードバイクの良し悪しを語ってしまいはじめたら、もうカタログに写真はいらず、数字やグラフだけ並ぶことになってしまいます。
微々たる数字よりも、見た目が好き!それでいいと思うんです。
好きなバイクに乗って、楽しくライドしましょう!ロードバイクは数字じゃない!