サイクリストはすね毛を剃るべき!と言われたことがある人も多いのではないでしょうか?
僕も最初言われた時は、ええ?という感じでした。男性としてすね毛剃るとはこれ如何に…という気分でした。
そんな僕も今はツルツルです。
サイクリストにとってのすね毛とは…を考えていきたいと思います。
この記事の内容
すね毛を剃ることのメリット
空気抵抗
ロードバイクは常に空気抵抗との闘いです。
ポジションを調整して空気抵抗を減らし、ウェアをピタっとしたものを選び空気抵抗を減らし、ヘルメットをエアロのものにして空気抵抗を減らし…とできる限りのことをしています。
その中ですね毛も空気抵抗に関わっていることが分かっています。
具体的には、40kmのTTをすると
S-WORKS VENGE(エアロロードバイク) : -120秒
EVADE スキンスーツ: -96秒
すね毛処理:-79秒 ←NEW!
EVADE ヘルメット: -46秒
TURBOタイヤ:-35秒
S-works6シューズ:-35秒
IT技術者ロードバイク日記
ヘルメットやシューズをエアロにするよりもすね毛を剃るほうが速く走れることが分かります。
速く走れるということは、つまり楽に走れるということなので、すね毛を剃った方が楽に速く遠くへ行けるということです!
ケガした時にも有利
万が一落車してしまった時も、毛が生えているとそれだけ治療が困難になります。
まず傷口に不衛生な毛が入る可能性がありますし、回復中も毛を巻き込んで皮膚が再生される可能性もあります。
またキズパワーパッド等の湿潤化で治すのが最新の治療ですが、いずれにせよ粘着性のテープを使って傷を覆うことになるため、その時に毛があると交換時に毎度ガムテープ脱毛状態となり、余計に痛いです。
僕も2019年12月に落車した時、冬ウェアを着ていましたが、それでも脚の皮膚を失いました。ウェアは破れてないんですけどね。
左足の脛には今もまだ傷跡が残っていますが、毛は剃っていたのででっかいキズパワーパッドを貼って治すことができました!
もし毛が生えていたらもっと治りが遅く、痛々しいことになっていたかもしれません。
なにより見た目が美しい
筋の浮いたふくらはぎのカットが綺麗に見えるのは、やはり毛がない状態だからこそです。
ボディビルのような肉体美がスポーツには備わっていると思います。サイクリストの場合は太ももやふくらはぎではないでしょうか?
トレーニングを頑張った後の脚は水分が適度に抜けてカットが綺麗に見えてきます。そうした脚を愛でるのもロードバイクの楽しみの一つです!
すね毛の処理の仕方
GCNジャパンの土井ちゃんが世界で戦うサイクリストにすね毛の処理方法についてインタビューした動画があります。
ほとんどのプロサイクリストは僕らがよく使うT字のカミソリで剃っているようです。僕もそうしています。
ただ気を付けたいのは剃った後の保湿です!特に剃ることに慣れていない脚を剃ると、炎症を起こしやすくなるので、アフターケアをしっかりしたほうが良いです。
脚の中でも膝裏の少し上、太ももの裏は非常に柔らかいところなので、ちゃんと保湿しないとすぐに赤くなったりするので気を付けてください。
保湿は化粧水などで良いと思います!
まとめ
サイクリストで脚を出さない場合でもすね毛は処理しておいたほうが良いです。
落車した時の傷のケアにも有利ですし、脚を出す場合には空気抵抗も減らせます。
何よりも見た目が美しく、自分の脚に自信が持てるようになるでしょう!
処理は髭剃りと同じT字のカミソリで良いですが、アフターケアとして保湿をしっかりしてあげることがポイントです!
ピカピカの脚でライドしましょう!!