フレーム

初めてロードバイクを購入するときに大事な3つのこと

僕がロードバイクを初めて購入したのはもう10年近く前になります。

何も分からず10万円を握りしめて自転車屋さんに行き、言われるがままに購入したのが始まりでした。

今となっては、もう少し勉強してから購入するべきだったなと思うのですが、巷にはいろんな情報が溢れています。

なので、今日は最低限、初めてロードバイクを購入するにあたって知っておきたかった大事なことを3つ紹介したいと思います。

大事な三つのこと

サイズ選びに妥協しない

ロードバイクにおいて、最も重要なものはサイズです。

服とかであれば、普段S着ている人がXSを購入しても、MやLを購入しても、まあ着れなくはないですが、一方で、ロードバイクで一つサイズを間違えてしまうと、後々買い換える可能性が非常に高くなります。

というのも、ロードバイクのサイズはトップチューブの長さやリーチと呼ばれる長さで決められることが多く、それが長すぎると腕が伸びることになり、体が開いてしまいます。

一方短すぎると腕が詰まり、体が屈曲してしまいます。

いずれにせよ、リラックスして乗ることができず、長時間ライドをすることや強度高くライドすることが難しくなるでしょう。

そういったことを防ぐためにも、自分にはどのサイズが適しているのかをしっかり把握してから購入することが大切です。

ではどのようにサイズを把握するかですが、信頼でき、ロードバイク歴が長く、ポジションなどにしっかりこだわりを持ってされているベテランの方に一緒に見てもらい決めるのが一番かなと思います。

自分の素直な感想もその人になら言いやすいでしょうし、その人も、あなたのためにもっとも良いサイズのものを真剣に探してくれるでしょうから、きっとぴったりのサイズを見つけることができるのではないでしょうか。

もしそういった人がいない場合は、第二の大事なことでもあるお店でしっかり確かめることです。

お店で購入する

最近では、ロードバイクもインターネットで購入することができるようになり、楽天やアマゾンでも購入できます。

もう自分のサイズがわかっているベテランであれば、そうしたオンラインでの購入も可能かと思いますが、まだサイズに自信がない方はぜひお店に足を運んで、経験豊富な店員さんと対話し、自分のサイズを見つけてもらうのが良いでしょう。

どんな風に乗りたいのか、体に故障がないか、などによっても選ぶサイズは異なってきます。そういったあたりもネットに書いてある身長から割り出したサイズでは網羅できないので、相談して決めることが必要です。

ただお店は商売なので、お店に在庫のあるサイズを売りたがる可能性があることを頭の片隅にはおいておいて下さい。

もしあなたの適正サイズがSサイズだとしても、頑張ればXSでもMでも乗れるかもしれません。でも、それは最適性ではなく、次点です。

でもお店は商売で、売り上げ上げて、在庫を減らしたかったら、XSやMサイズを勧めてくる可能性があります。

もちろん全てのお店がそうということはなく、Sサイズが適正なので、取り寄せますねと言ってくださるところも多いです。

ただロードバイクはそれほどメーカーに在庫されているようなものではないので、すでに欲しいカラー・サイズは全て店頭に出て、メーカー在庫なしという場合も多いので気をつけて下さい。

そういった心配を少しでも少なくするためには、できるだけ多くの自転車の在庫を持つ、大型店で最初は購入されることをオススメします。

大型店であれば、いろんなメーカーの自転車を一気に見ることができますし、欲しい色・サイズも在庫されている可能性が高くなります。

自分の好きなモノを買う

大型店舗に行っていろんなメーカーのモノを見て、どれを選べば良いか分からな苦なってしまう方もいらっしゃるかと思います。

そんなときにインターネットで調べると、やれTrekのフレームは柔らかいや、Specializedのフレームは良いとか、初心者には柔らかいフレームがオススメや、アルミはダメだ、とか色んなことが書いてあります。

僕はどんなものを購入するときも、少しは比較しますが、あまりじっくり比較するということをしません。

わかりやすいのがテレビだと思います。

電気屋さんでテレビを購入しようとすると、たくさんのメーカーのテレビがずらっと同じ映像を映しており、少しずつ見え方が違ったりします。

どっちの方が見えやすいかなあと比較することは決して悪いことではないですが、家に持って帰るのは一つだけではないでしょうか。

家はお店とは全く異なる環境で、お店で見えた感じが100%再現されるなんてことはなく、そして横に並んでいる別メーカーのテレビもありません。

そうなると、どう見えるかなんてソムリエ的なことは出来ないと僕は思ってます。だからあまり比較して購入するということはしません。値段や見た目、良さそうと思ったモノをパッと決めます

ロードバイクも同じで、乗り比べたり、レビューを見ると確かに差はあるのかもしれませんが、結局乗るのは一台だけです。

それだけを乗って絶対評価なんてできるはずもないので、それが良いモノなのか悪いモノなのかというのは、2台目、3台目と購入して初めてわかるモノだと思っています。

そして、そんな小さな性能差よりも大切なのが、自分がそのロードバイクが好きかどうかだと思っています。

好きだったら、その自転車が多少他と比較して劣る部分があったとしても、何も思わなくないですか?だって、そのロードバイクが好きで乗ってるんですから。

見た目や聞いたことがあるブランド、憧れ、そういったもので1台目は選んで、たくさん乗って楽しんで、ロードバイクにハマったら、その時目指すライドスタイルに応じて2台目を購入するといった選択肢もありかもしれませんね。

まとめ

初めてのロードバイク購入において大事なことを三つお伝えしました。

一つ目は、サイズ選びに妥協しないこと。

二つ目は、お店で買うこと。

三つ目は、自分の好きなものを買うこと。

この三つを守って購入されたロードバイクはきっとあなたにとって素敵な相棒になってくれるはずです。

そしてどっぷりロードバイク沼にハマっていって下さい。

楽しい楽しいお金のかかる世界ですが、健康的なスポーツですよ!