ZWIFTはスマートトレーナーを中心としたローラー台を利用するバーチャルサイクリングの一つです。
家に居ながらすぐに山に行ける(負荷の高いトレーニングができる)ことから、多くのサイクリストのトレーニングの一部に取り入れられています。
つい先日もバーチャルツールドフランスがZWIFT内で開催され、悪名高いモンヴァントゥや伝統的なシャンゼリゼが再現されたコースをプロ選手が本気で走る姿を、WattやWatt/Kgといった数字を見ながら楽しめました。
これまではパワーと戦略でのみ争われていたZWIFT内でのレースですが、今後は落車する可能性もでてきました!
この記事の内容
ZWIFTでハンドリングが再現される
これまでのZWIFTではハンドリング(ステアリング)は再現されることがなく、下りコーナーを80km/hで突っ込んでいったり、ドラフティングで後ろに付くときも出力のコントロールだけで行ってきました。
少し前に、マウンテンバイクが実装された時に、オフロードコースを走る裏ステージが用意されていました。
そこではハンドルにスマートフォンを固定し、ZWIFTコンパニオンというアプリを起動して、ハンドルを切ることで、その動きをスマートフォンが検知し、ZWIFT内のアバターもその動きに合わせて曲がるといったギミックのコースになっていました。
実はこれは試験的導入で、このハンドリング機能を最近のアップデートですべての道に適応されることとなりました!
ハンドリング機能
一体、このハンドリング機能がすべての道に適応されるとどう変わるのでしょうか。
この機能を有効にしていると、自分のアバターが他の前を走るプレイヤーをハンドルの操作なしに抜くことができなくなります!
つまり抜くときにラインを手動で変えなければならない、ということです。
今までは自動で出力が高い場合や、ドラフティングにより出力が低くても速度が速い場合に抜いてくれていました。それが無くなるということです。
このアップデートによって、ZWIFTはまた一歩実際のライドに近くなりました。
が、一方でこの機能を使う為には今の時点では「限定的な」装置を購入する必要があります。
エリート – ステルゾ スマートステアリング
これまでのZWIFT内でのハンドリングはスマートフォンを使ってできていましたが、すべての道でこのハンドリング機能を有効にするためには、このエリートのハンドル角度を検知する装置を新たに買う必要があります。
ちなみにお値段、約10,000円です。高くないですか?ハンドルの角度検知するだけですよ。
68度まで角度を検知できて、その情報もANT+やBluetooth規格でデバイスに送り、その情報を元にアバターがハンドルを切るようです。
数カ月のうちに他社からも同じような製品が出てくると思います!
ただ、そこまでしてハンドリング機能が重要なのかは僕には分かりません。
多分僕は使わないかなー?そういうことを気にせず、パワーに集中できるのがZwiftのいいところと思っているので!
Zoom飲み会の代わりにZwiftミートアップ
昨今、コロナウイルスのせいで飲みに行きにくい時代です。
代わりに流行ったのがZoom飲み会!更に拡大してZoom帰省というのもあるようです。
ZWIFTはこれまで超退屈でやる気もでなかったインドアトレーニングをめちゃくちゃ面白く、毎日やってもいい!と思わせるくらいにする画期的なアプリでした。
室内の為、LINE通話やZoomミーティング、ディスコードなどのオンラインミーティングを同時にすることで、仲間とおしゃべりしながら一緒にサイクリングしてるかのように楽しめます。
僕もよく雨の降った日曜日や平日の夜に仲間と通話しながらレースに出たりしていますが、楽しいです!強度が上がってくると、話す余裕がなくなり、オッサンの荒い息しかイヤホンから伝わってきませんが、それでも「そこにいる」っていう感覚や、「アイツも苦しんでいる」ということを知れるのは、実際のサイクリングに近いと感じています。
Zoom飲み会でアルコールを飲んで楽しく会話するのも良いですが、その一部をZwiftミーティングに切り替えるだけで、ダイエットにも、トレーニングにもなって一石二鳥です!
平日夜に走るのは危ないことも多いので、(仕事で疲れている、暗くて落下物などを見落とすかもしれない、単純に車にも発見されづらく、轢かれるかもしれない!)Zwiftなどのインドアトレーニング、オススメです!
アカウント公開しているので、一緒にZwift楽しみましょう!
フォローお待ちしております!